1年半ぶりに、ブログを書きます。
このブログは2007年から書き始めました。
その間、二度、大変な事態に直面しました。
ひとつは2008年のリーマンショック、そしてもうひとつは2011年の3.11です。
しかし今回のコロナショックは、それをはるかに上回る大々恐慌となることが予想されます。
なぜなら、リーマンショックの時も、3.11の時も世界経済は稼働していました。
あの第二次世界大戦下ですらも世界経済は稼働していました。
しかし、いまや、米国も、中国も、欧州も、新型コロナのパンデミックで経済が、完全に麻痺しています。
人は家に閉じこもり、米、中、欧州とも店も工場も閉じられ、病院は医療崩壊された場所も多くあります。
世界中の経済が、停止してしまったのです。
こんなことがかつてあったでしょうか?
14世紀にヨーロッパではやったペストがあげられます。
このペストの流行は、今回のコロナとちょっと似ていて、当時、世界を征服する勢いの中国の元に、ヨーロッパも征服され、そして、元の支配のもと、貿易などの交流が盛んになり、元で時々発生したペストが、ヨーロッパに拡散したのです。この時、ヨーロッパの三分の一の人が亡くなったそうです。
ただ、元の支配をうけなかったイギリスと日本は、その惨禍から逃れることができました。
しかし、今回グローバル化した世界で、米国、欧州、中国と巨大経済圏がことごとくストップし、しかも実態経済と金融経済の乖離が、リーマンショック前より離れていて、金利が米国以外、ほとんどの国で上げられなくなり、いよいよ資本主義の終焉に近づいてくることが鮮明になりつつあります。
終わりが近づく、ということは新しい時代が始まる、ということです。
来るべき社会はどのような社会で、もしくはどのような社会に向けて動いているのか、そしてその社会で、どのように食べていけばいいのか、そのことを明確化し、その時代に向けて、いち早く準備をすることが大切です。
これから、皆さんとご一緒に、少しずつそのことについて考えていきましょう。