2017年1月1日
あけましておめでとうございます。
今年ももよろしくお願いします。
人生50余年が過ぎ、光陰矢の如しを実感しております。
会社も創業早25年となり、6年ぶりの主力商品プレミア6は、おかげ様で大きな反響をいただいております。
人は悲しいことや辛い記憶のほうが、強く記憶に残るものです。
思い起こせば、もっとも大きな出来事は一昨年の父の死でした。
やはり両親の片方が欠けることは、私の精神に大きな影響を及ぼしました。
さらに3.11、リーマンショック、9.11、阪神大震災なども大きな出来事でした。
うれしいことも、もちろん沢山ありました。
私の使命は、人々が、何かを学んで、そして、それが人々の人生や生活を豊かにする仕組みを作ることと思い、この三十年仕事をしてまいりました。
その願いはまだまだ、達成できておりません。
今年こそ、人生の目標を実現すべく邁進してまいります。
ことしも、メディアファイブをよろしくお願い申し上げます。
ところで話は変わりますが、正月休みは、家で、掃除をしたり、花をかざったり、本を読んだり、仕事をしたりしていました。
前から気になっていたことを一つしました。
それは、朝の連ドラで有名になった、マッサンことニッカの創業者竹鶴正孝が、晩年毎晩一瓶のんでたのが、ハイニッカだった、ということです。
日本のウイスキーづくりの創始者であるとともに、世界最高のウイスキーを作った天才が、なぜ、そんな安酒を飲んでいたのだろうか、と。
私も、学生時代、サントリーホワイトをワンダーフォーゲルブの山の仲間とさんざん飲んでいましたが、とてもいまでも飲みたいとは思いません。レッドに至ってはとても悪酔いするのだけ覚えています。
会社も終わった大晦日に酒屋にたまたまあったので、1000円で買ったのですが、720ミリリットルの大びんしかなく、こんな大きな瓶を買いたくないなあ、って思いつつ買いました。
その晩、オンザロックで飲んでみると、思いのほか、すごくおいしいのです。
こんなに飲みやすく、マイルドでおいしいとは思いませんでした。
正月、オンザロックで半分以上飲んでしまいました。
なんで、こんな美味しくて安いウイスキーが売れないのだろうか、と商売の難しさを感じました。
やっぱり宣伝力は大きいのかなあ、と感じます。
ニッカは、確か草刈正雄がにこにこしながら大瓶のハイニッカを継いで回るコマーシャルでした。
サントリーのコマーシャルは、本当にうまい。
最近では井川遥、その前は小雪、最初は石川さゆりの、歌までヒットした「ウイスキーはお好きでしょ?」
子犬のCM、三宅一生のCM、田中裕子のCMなど、
実にウイスキーのターゲット層である30~50代に響く、ちょっとした恋心をくすぐるコマーシャルでした。
私は、大原麗子のコマーシャルが好きでした。
今年は広報宣伝を、もっともっと勉強したいと思います。