先日、タイのプミポン国王が御他界されたことがニュースで流れました。
タイの空港に降りると、国王夫妻の肖像がバンコク市内のいたるところで掲げられ、日本とは違う社会であることを思い知らされます。
先のブログでも触れましたが、長年タイに在住の方によりますと、戦後、元々軍事クーデターで民主主義が戻り、軍部は政治は停滞すると、すぐに軍事クーデターを起こすそうです。長い間タクシン派と反タクシン派の対立が続き、その調停も最後は王がするそうです。
ちなみにタイ国王室は、世界で最も資産の多い王室だそうです。
隣国のカンボジアやベトナムに比べ、タイの幸運は、プミポン国王が大きく影響していたのかもしれません。
ひょっとしたら、日本の明治天皇にちかいかもしれません。
ドナルドキーンの明治天皇を読み返してみます。