いまや、マイナス金利の世界になり、銀行は、回収できるところへ貸出することだけが、最重要課題です。
アベノミクスの成功は、国内の消費市場を拡大することだけが、最後のトリガーなのです。
それは、中小企業が活発化し、50歳以上のひとたちが、第二の人生に自己投資することだけだと思います。
それは60歳でもいい、70歳でもいい。高度成長期を担った、根性だけはある高齢のひとたちが、ひとりでもいいからビジネスをはじめることです。
先のブログで「中所得国の罠」というのに触れました。
ある程度の生活ができるようになると、生活向上への需要がおちて、高度成長がいきづまる、というものです。
さらなる成長はどうしても新しい内需を創造しなければなりません。
バブル崩壊の1990年以降、日本は、次の需要創造に、ITにかけ、2002年のITバブル崩壊で、それ以降さらなる需要創造ができていません。
新しい需要創造とはなにか?
それは就業人口7割を擁する中小企業であり、44.8%を占める50歳以上のシニア世代が自己投資のために需要を創造することです。
この年代は、バブル時代を謳歌し、企業が元気な時代に管理職を経験し、高度成長期を生きた親の遺産が入り始めた層です。
いわば、一番お金を持っている層です。
自己投資とは、個人で、第二創業をすることです。
米国ではフリーランスという個人事業主が、自分の専門性を生かしてITを活用してビジネスをする人が急増中です。
この2,3年、長くて4,5年でシニアの自己投資市場がブレイクするか、あるいは、国債の暴落による、リセットで、日本を再構築するか、二つに一つでしょう。
メディアファイブでは、第二創業を支援するシステムを構築中です!