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日本はあまりに住みやすい。新しいビジネスのすすめ

先日、タイに行って驚いたのは、伊勢丹があり、

その中にダイソーがあり、それは、なんと100円ショップならぬ、100バーツショップだったのです。
100バーツとは300円です。安くても190円くらいだそうです。
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伊勢丹も、浦和伊勢丹より高い気がします。

センブンイレブンのコンビニもあり、髭剃りやコーラもあんまり日本と値段は変わりませんでした。

しかし、平均年収は日本の10分の1程度です。

もっとも経済成長過程にあるので、庶民はどんどん消費をし、日本に比べ貯蓄をしないのでしょう。

勿論屋台の食料品は日本の半分以下ですが。


まあそれにしても、年収比にしては日本は物価は安すぎます。

日本の平均年収は440万と言われていますが、それは、正社員を中心に、大企業や公務員の年収サンプルを中心とした30万人の平均で、実際は300万、6割いる派遣社員の平均年収は240万程度です。

それでは暮らしていけない、っていいますがほんとうでしょうか?

ユニクロのバーゲンと百円ショップに行って、家賃5万でキレイなトイレ風呂付のワンルームに暮らせ、しかもちゃんと税金や厚生年金、保険料を払っていれば、死ぬまで安全で高度な医療を受けられます。

変な犯罪は増えても、どんどん犯罪率も低下し、教育も充実し、やはりこれほど住みやすい国家は、あまりないのではないでしょうか。

だからこそ、中国の人も東南アジアの人もどんどん日本に観光でやってくるのです。

おそらく、政府が移住手続きの障壁を下げれば、こぞって海外からの移住者はふえるでしょう。

とにかく、物価の比較の上で、賃金が高い。

安倍政権の反対方向に行っていますが、これは感覚ですが、実質暮らしやすくなっているのです。デジタルの世界では、原則ゲームと地図、ナビやブログ、ニュースや相談、ポルノ他あらゆる生活上の必要情報は無料。

その状態が、生活は良くしていますが、日本の景気を悪くしているのです。

企業はグローバルに見れば高い賃金を払わなければならないので、コスト面で不利です。

労働者の7割は中小企業で、中小企業の7割は、支払い猶予の経験があるそうです。

それでも、税金と社会保険は中小企業ばかりのしかかります。消費税は庶民に負担を強いるか、といったらデフレ下ですから、消費税分の値段は下がります。下げないと売れないからです。

つまり消費税とは別名中小企業売り上げ税なのです。中小企業は売り上げに応じて、儲かろうが、儲かるまいと有無を言わさず取られます。

社会保険もあまりに中小企業には負担が重すぎます。

私は国の批判をしているわけではありません。本当に政府も官庁もほかの国に比べてかなり頑張っています。

ここまで中小企業を支援する国はありません。

アベノミクスを批判する人に言いたい。ほかになにがあるのか?日銀の大胆な金融政策もむしろ賞賛すべきです。本当に勇気があります。

ただただ、新しい日本独自のビジネスが広がらないのが問題なのです。

食料や住まいも、選ばなければ、東南アジアまではいかなくても先進国の半分くらいで購入できます。

昨年父が亡くなりましたが、3,4年は病院を入ったり出たりしていました。
つらい言い方ですが、お年寄りがなくなるまでに少なくとも2~300万くらい,多い人で一千万円の医療保険が支払われるのではないでしょうか?

これから団塊の世代が鬼籍に入る時代です。

死ぬのに国の税金は大きく使われるのです。

そしてその老人が若者の3倍いるのです。

日本人は働き者だし、清潔だし、しかしこのような状況下で、国をよみがえらすのは、もはや一人一人の意志でしか復活はできません。

かならず来る大地震にもめげずに、日本のサムライ魂を毎日の生活を通して世界にアピールしましょう!


先週の土曜に池上某のニュースの解説で、なぜ日本が1000兆円の借金があるか?というテレビをやっていましたが、もんじゅに1兆円とか、再生燃料を運ぶのに、毎年10億円とか、ぜんぜん本質的な話をしていません。

この話は、1000万円の借金をしている人が、1万円の買い物をとがめられ、毎年1円無駄遣いをしていることを大きくとりあげているのと等しいものです。あまりに視聴者を馬鹿にしている放送でした。

しかも企業は儲かっているけど、みんな貯蓄に回すので、社員の給料には反映されない、という話です。それは大企業だけの話です。まあ公の電波の上で放送するのはこれが限界なのでしょう。

日本国内では、政府関連ビジネス、医療介護系、他シルバー産業以外ビジネスをすること自体厳しいです。

実際、内部留保がたまっているのは、大企業だけです。それは一重に円安効果です。


とにかく不景気を脱出することは、ビジネスを変える以外ありません。

日本の十分の一以下の賃金で生産する商品が、ユニクロと百円ショップの商品として、家の近くにいたるところにあるからです。

グローバル資本主義に入れない、その他大勢の日本人は、具体的にどのようなビジネスをすればよいのか?それは、人と人とつながることだと思います。

東南アジアではできない。グローバル資本主義が入り込めない、入る価値を認めない、ビジネス。ひとりでもできるビジネス。

それはその人の人生のステージを一つ上げるビジネス。資格をもって、一人でビジネスをして、そして、自分の経験とスキルでだれかの人生を変えてあげる。ITを活用して。マンツーマンで。

資格を取りたい人をとれるようにマンツーマンで導いてあげる。
化粧で見違えるようにキレイになるようにマンツーマンで導いてあげる。
10歳は若返るようにマンツーマンで導いてあげる。

SNSやメールを活用すればすぐにでもできます。

そういうビジネスこそ、これからの日本を元気にするビジネスだと思います。

そういうビジネスを働く人が、多く広がれば日本はよみがえります。

そういうビジネスを、メディアファイブも始めます。

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2016年08月21日 14:43に投稿されたエントリーのページです。

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