« ビジネススキルを就活やお金に替えるサービス始めます。 | メイン | 生成AI時代の歩き方 終戦記念日 »

明けましおめでとうございます。

明けましておめでとうございます。

2015年のお正月、皆様はどのようにお過ごしでしょうか?

お陰様で、福袋が大好評過ぎてしまい、正月明けは社員総出の作業になりそうです。

この加熱ぶりは久しぶりです。

でもさい先の良い年明け大変うれしく思います。

本当にお買い上げの皆様、ありがとうございます。ただ、ちょっと予想をはるかに超えたご注文の状況なので、勿論社員総出で頑張りますが、お買い上げの皆様のお手元に届くのは、1月の2週目くらいになるかもしれません。

ご迷惑をおかけするかもしれませんが、よろしくお願いします。

でも多くのコンテンツデータも一新し、それがご利用できて、いろいろなスタイルで勉強でき、しかもネクレボで各問題ごとの全国順位や学習履歴をまとめて見れるので、とってもとってもお得です!


さて、年末の衆議院選挙は自民党の圧勝になりましたが、自民党が3議席減らしての大勝と共産党が倍以上の議席を増やしました。

まさに格差社会を象徴するような、そしてだれがやってもこの日本の経済状況を打破できない、というあきらめ感と、長期政権にしないとさらに悪化するのではという国民の意思が反映した選挙でした。


だれが政権とっても難しい時代です。資本主義の最末期に突入しているのですから。だから、安倍政権は最後の大博打をかけています。

これはこれで勇気のある行動だとは思いますが。そしてマスコミを初めこの大不況を覆い隠し、一部の株でもうけた人や円安効果の大企業だけをあおって好景気と言っていることも非難すべきではありません。

景気は雰囲気です。少しずつ効果のあるところから煽って、景気の火をつけるしかないのです。


シルバー関連以外のあらゆる業種が内需市場縮小しているなかで、資格を受ける受験者は減っていません。

なぜか?日本は戦後70年、世界第2位のGNPまで成功し、高度成長をとげ、成熟国家となり、むしろ人口の減少に歯止めがかからなくなってきました。その中で、インフラや食品など生活必需品の市場は限界に達し、競争原理に基づき絞られた企業だけが生き残りました。

ITは需要創造の市場でしたが、ここも大方市場の限界がきています。ただサービス業は人のサービスを工夫するところですから、色々な可能性があります。たとえば在宅医療などは、今、寝たきりのお年寄りを初め急速に成長しているビジネスです。

介護だって、いろいろな工夫ができると思います。宅建だって今、様々な不動産ビジネスができ始めています。斬新な内装で、借りてが気軽に、服を着替えるように、ルームシェアするように借りられるビジネスとか。電験3種は太陽光発電の工事に必要ですが、それも宅建や福祉住環境コーディネーター、建築士とあわせて進めると、新しく殺到する仕事ができそうな気もします。

昨年も当社のユーザーの方々で、「年金プランナー」という資格を作りませんか?とお誘いいただきました。これはFPの方と社労士の方と介護の方が協力して作りました。まだなかなか火はついていませんが、今年、エンディングコーディネーターと併せて大きな仕掛けをしたいと考えています。

いずれにしろ、こんなものが欲しかった!本当にこのサービスを購入して良かった!と思えるものを作ることが大切でしょう。

資格はとればお金になる時代は終わりました。その専門性はビジネスの「ネタ」にすぎません。うまく握ってお客に喜ばれてはじめてお金になるのです。

年末放映されていた、NHKスペシャルの最後に、タモリが「競争原理に基づく資本主義は終わり、なにか、みんなが力をあわせて協力するような社会を日本から作れるのではないか」と言っていたのが印象的でした。


ブルーオーシャンとか、共生とか、里山資本主義とか、ある意味競争原理と正反対のビジネスモデルを世の中は唱えはじめています。

でも資本主義は大きな資本力をバックに大きな利潤を生む仕組みだから、利潤や生産額の規模ではとても「共生」は、資本主義にとって変われるものではないでしょう。

ただ、ミクロ的にいえば、やはり、「共生社会」とは個人ひとりひとりが自己投資に積極的になる世のなか、ということです。

いずれにしろ、人は、自分の払う金額より驚くほど高い価値のものにしか対価を支払いません。まさに5万円の価値の福袋が1万円で買えるような。


それをサービスでおこなうには至難の業です。

でもなにかしら、人々がびっくりするような素晴らしいサービスをつくれれば、この情報化社会、一気に広がることができます。

ITを活用して色々な人と協力しながら、新しいサービスを生み出すのです。勿論個人事業でも成功するにはすぐにはできません。あきらめずに何度も何度も繰り返しチャレンジすることです。


それは、2009年に刊行した拝著「究極の経営」に書いたように、江戸時代、宝永の大地震と富士山の噴火のあと、人口9割の農家が、5人組を活用して農業の生産性が急激に発展したように。


是非機会があれば、読んでください。中味で古くなっている部分はありません!さらに真実をおびています。(正月から自画自賛で申し訳ありませんが、この方向性だけは間違いではないと思います。Amazonで1円から売っています!自慢じゃないけど。昔ただでばらまきすぎました。)


是非今年1年皆さんで飛躍の年にしましょう!

トラックバック

このエントリーのトラックバックURL:
http://blog.media-5.jp/cgi-bin/mt/mt-tb.cgi/271