これは項羽と劉邦の物語です。
井けいに趙軍は20万の大軍で陣を構える。対する韓信は1万2千の兵で対峙する。
数の上では圧倒的に不利な韓信は、別動隊2千を残し、自分は本体を川べりに背水の陣を敷いた。
夜明けを待って韓信軍は陽動作戦を開始。井ケイに攻め入り、ころ合いを見て退却する。逃げる韓信軍を趙軍が追撃する。
河岸の陣地に着くと、韓信軍は反撃を開始する。
そのころ韓信軍の別動隊は手薄となった趙軍陣地を襲い、占領する。
韓信軍の思わぬ反撃に苦戦した趙軍はたいてい立て直しを図り、自陣へ撤退を開始する。
ところが目指す自陣は既に敵に占領されており、趙軍は大混乱に陥れる。
あわてる趙軍を韓信軍は前後から襲いかかり、趙軍は壊滅する。