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それが日本人の生きる道

1、世界は米国と中国に二分され、いずれ統一へとむかう

これまでのブログで、世界は米国、中国に二分される、という話をしました。

GDPで、中国が米国を抜くのも時間の問題という状況にもなりました。

勿論中国も、景気が後退し、バブルがはじける、という状況なのですが、
一党独裁の中国では、市場が暴落しそうになると、株式市場を閉めてしまうので,
資本主義国のように、株価が自然に暴落することもありません。

また13億人という途方もない人々と、一帯一路政策という内陸へむけて、内需拡大が可能なのです。

またインターネットも簡単に中国国内での利用を規制できるので、米国の思うようにはできません。

それどころか、米国では、表向きできない、人道的なことや、プライバシーの侵害も平気で中国は敢行できます。

すでに、中国では、国民にIDがふられ、監視カメラやスマフォ決済で、個人の行動を監視し、AIを活用して、その人の点数付けをおこない、それがそのまま融資や、様々なサービスで差別されるようになっています。

日本近海はレアメタルの宝庫といわれていますが、深海のレアメタルをくみ上げても、その不必要な海水をそのまま海に流すことは、国際法上禁止されているので、日本ではできませんが、中国は、南鳥島とかは島とは認めない、とか言ってかってに日本の領海に入り込み、さっさとレアメタルを調査と称して取っていってしまいます。

いまや、人材市場は、情報と金融を握ってる米国か、その陰のように、資本主義国ではできないことを敢行できる中国へと流れます。

世界中の天才たちは、高収入を提示され、シリコンバレーか深圳、上海、香港に吸い寄せられます。

私は中国を非難しているわけではありません。米国だって、影では中国以上に非人道的なことは行われています。それが政府をあげてやるか、陰謀的におこなうか、だけです。

簡単な話、米国も中国も戦争体制なのです。常在戦場なのです。諜報活動も、軍事活動も当たり前のように活動しているのです。そして両国とも経済活動も軍事や諜報活動も総動員して活動しています。

おそらくこの両国の戦いは、一党独裁の中国に分がいいでしょう。
中国こそが、世界帝国へむけて復活する日が近づいているでしょう。
もっとも有史以来、中国は、この近現代の200年を除いては、中国は世界帝国だったのです。

米国と中国に挟まれて、日本人はいかに生きればよいでしょうか。
その両国に挟まれて、わが国は、衰退の一途をたどっています。
残念ながら、日本人がバブル時のように復活する道は残されていないと思います。
なんか復活する方法がありそうなんだけど・・・そう私も思いたい。でもこの見極めがとても大切なのかもしれません。

2、日本人の生きる道は?

われわれ日本人の生きる道は、
① 当然米国や中国、または日本を必要とする第三国のビジネスにかかわるか、
② 里山で半自給自足をしながら、士業やグローバルの仕事をすることでしょう。

当社は士業になるための教材や、グローバル人材を育成する教材はあります。しかし里山で半自給自足できる教材がありません。

今回、入江プロデューサーのご助力で、里山で半自給自足できる教材すなわち農業ビジネスのノウハウや士業での集客ビジネスのノウハウの講座を開講します。

是非みなさんもご参加ください。

ただ、今だれもが簡単に都会の生活を捨てて、里山生活を送ることはできません。

ですから、段階的に、まずは、士業をグローバルビジネスで活かすことや、
士業で独立を維持するための集客ノウハウを学び、最後に、里山で生きるすべをみにつけることが大切でしょう。

それは、ある意味江戸時代への回帰でしょう。
江戸時代の9割は農民でした。そして農民はみんな今の中小企業主です。
宝永の大地震や富士山の大噴火のあと、日本中が飢饉にみまわれ、徳川幕府の蓄財は尽きたところに、紀州より徳川吉宗が将軍として登場し、全国に寺子屋を建て、米以外の新規で新しい作物には税金をかけず、みごと日本は復活しました。その結果、世界でも類をみない、9割の民が文字を読め、奴隷といわれる人もほとんどなく、豊で、平和な社会が明治になるまで続きました。

勿論、歴史には回帰は許されません。新しいタイプの江戸時代を目指すのです。
それは、半自給自足をしながら、インターネットを使い、自分ならではのビジネスを始めるのです。

最近では、ひきこもりだった青年がユーチューバーとして、活躍し、人もうらやむリッチな生活をおくったり、あらゆるチャンスがネットにはあります。

とにかく、昔の非常識は今の常識。ひきこもりにさえも大金持ちのチャンスがあるのです。その一方で、昔堅気の生き方に固執する人はどんなに努力しても報われないことも多くなるでしょう。

こうやって時代は変わっていくのですね。

時代の流れとして、まずは都心に過密に集中していた日本人が、あと10年もたつと、仕事をAIに奪われ、どんどん半自給の生活を余儀なくされ、田舎へと逆流し始めるのではないでしょうか。

そしてそこで、半自給自足の生活をしながら、自分の趣味とか、あるいは専門分野などをネットを通じて世界に発信し、それ以外のビジネスをみつけるのではないでしょうか?

そしてそれがひろがり、多くの人が希望をもてるまでビジネスが育てば、また日本の復活はありえるのかもしれません。

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2019年01月16日 12:04に投稿されたエントリーのページです。

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