« こんな不景気だからネットワークビジネスを見直そう! | メイン | 生成AI時代の歩き方 終戦記念日 »

ネクストレボリューション 次の革命が迫っています。だからネクレボ

今、中小企業の多くのスクラップアンドビルドを国は考えているそうです。少なくとも民主党政権ではそういう方針だったようです。

その理由として、日本にイノベーションが進まない大きな原因が、労働者数九割所属する中小企業のなかで、イノベーションする体力も気力もなく、モラトリアムで借金を塩づけになったままにいる企業が数多く存在することだからだそうです。

こういう話は特に、会計士や税理士の先生、銀行の人が話しています。

国家を動かしている人々はもちろん優秀です。でも政治で抑えられてきたのです。選挙で政治が支持をえるためには、勿論地元密着の中小企業の支持が必要だからです。

それゆえ、政治家や国家は無能よばわりされながらも中小企業を守ってきたのです。

それでは国家はいつ本音を断行するつもりでしょう。
ケース1
このモラトリアムの解除の3月をもって銀行に処分させる。
コメント
しかしこれをすれば、間違いなく自民党は6月の参議院選で敗北します。だからおこなうとしても参議院選後でしょう。

ケース2
アベノミクスが失敗し、国債が暴落する。
コメント
これは、いかに、銀行がリスクをとって、どれだけ市中にお金を流すかにかかっています。しかし企業を選別しなければ、また塩づけの二の舞になります。アベノミクスが失敗すれば、大混乱になるでしょう!もちろんハイパーインフレにはなりませんが、(ハイパーインフレは千倍、一万倍だそうです。)インフレ率は100倍にはなるでしょう。

ケース3
首都圏、東海地方に大地震が発生する
コメント
勿論そうなれば、自然発生的にケース2となり、世界中の大混乱になるでしょう。でもこのケースの確率はけっこう高いです。国家はここでスクラップアンドビルドを狙っている可能性は高いです。
東北の大震災の時でさえ、国のお金がないので、放置状態が長く続いているのです。首都圏び大震災が起これば、一時、経済は停止するでしょう。

いずれにしても、大混乱は近いうちに来るでしょう。そして300年に一度の経済革命が日本におこります。革命という言葉は若い時は、憧れとチャンスと英雄を生む、美味なことばに響いていました。

しかし今は、世の中の体制がひっくり返ることによる、いままで生活してきた人々が、生活基盤を失う慟哭と、絶望と、数多くの悲劇が圧倒的な数で起きることがわかりました。

それは明治維新も、建武の親政も、鎌倉幕府誕生も、イギリスの革命も、フランスの革命も、アメリカの南北戦争も、そして東西冷戦の終結による東ヨーロッパの解放も、ありとあらゆる、圧倒的な悲劇のなかで新しい体制が生まれてきたのです。

最近、私はふつうの生活が、どれほど幸せなのか、身に染みて感じます。


今、日本は、多くの人にとって、圧倒的な悲劇が目前に迫っています。それは本当の産業革命がおこるからだからです。というかおこらざるを得ないのです。


国家に必要なのは、世界で通用するグローバル企業です。そしてその企業群は、世界に人材を求め、日本での雇用は生まれません。

大量失業の時代を迎える前に、日本の次の革命が起きなければなりません。

それは、組織に頼らない、個人が独立する時代なのです。

多くの人々が、資格やノウハウを複数持ち、営業ノウハウを身に着け、ネットワークで連携しながら、個を生き抜くことです。

大衆が知恵をもつことが、可能なのは、江戸の吉宗の時代、大震災や富士山の大噴火のあと、庶民の間に学問がおこり、致命的な経済を70年かけて復興し、それを証明しました。

私は、その革命を誘導する道具を、無知無力ながら、人生をかけて作ってきました。

そのしくみが、ネクストレボリューション、ネクレボであり、それを身に着けるのがネクスタをはじめとして当社が開発した数々の教材であり、みなさんたちがネクレボで知り合い、事業を提供する場が則天であり、稼いでいただくのが、当社主催のネットワークビジネスです。

それが無駄になるのか、有効に活用されるのか、まだわかりません。でもネクレボは日ましに活気づいてはいます。


話は飛びますが、私は、今、カッチーニのアベマリアを様々な演奏形態をあつめて、そのBGMを聞きながらこのブログを書いています。


この音楽には、思い入れがあります。

数年前、義父の葬式のとき、出棺のとき流れていました。

義父は優秀な農林省の技官でした。インターネットの凄さを23年前私に教えてくれました。もともとはこういう仕組みは、学術論文の世界で利用されていたようです。しかし私は、当時その重要性に気づくことはできませんでした。狂牛病の研究も問題になる10年以上前からおこなっていました。

畜産農家の経営がいかに難しいかも話していました。こんどのTPPの問題が、畜産農家にとっていかに深刻な問題かがよくわかります。

退官後、ザンビア大の教授やモンゴル大の教授を歴任しましたが、今問題になっている外交問題もしきりと心配していました。どんなにODAの援助をしても、日本の宣伝をほとんどしない外務省にいつもクレームをつけていたようです。そのおかげで、途中で、健康問題を理由に教授派遣を打ち切られてしまいました。

晩年は仏教の勉強をしていました。清廉潔白すぎて頑固でしたが、日本への愛国心はものすごく強くもっていました。

私は自社が出版社の機能をもちながら、これほど優秀な人の著作を一冊でも世の中に問うことができなかったのが悔やまれてなりません。

人生を世に問うて、脚光をあびる成功をものにする人は一握りです。ほとんどの人が、どれほど優秀でも、なにも残さず、時間とともに消えていきます。


ただ、生きている限り、可能な限り、夢を捨てず、失敗にくじけず、チャレンジし続けることが大切なのだと思います。一人ひとり、何度失敗しても、そのあきらめない強い心が、少しずつ数を増し、次第に大きな流れとなって、次の時代の大河を作るのだと思います。

その大河の流れは、時代が変わるときにすべてを失った、多くの人の慟哭の、悲しみの涙で作られるのです。

私は、最近、毎日毎日そう自分に言い聞かせて生きています。

トラックバック

このエントリーのトラックバックURL:
http://blog.media-5.jp/cgi-bin/mt/mt-tb.cgi/244