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いかにしてこの大不況を乗り越えるか。そのキーは「イノベーション」

先日、経営者の会合で、ある人がスピーチで「この経済危機を気力で乗り越えましょう!念じればキャッシュがついてくる!」とおっしゃっていました。念じるだけではキャッシュはついてきません。

太平洋戦争末期の日本のように、気力や神風にだけに頼ることは、滅亡を早めるだけです。
敗戦後、昭和天皇は「日本は精神力だけで戦争を乗り切ろうとした。日本は科学で負けたのだ」とおっしゃいました。その言葉に象徴されるように、太平洋戦争は米国にハイテクで負けたのです。

現在の危機的経済状況下では、経営のイノベーションしかこの不況を乗り越える手段はないと思います。世の中、本当の勝負の時は、「イノベーション」しかありません。
繰り返しになりますが、日本の経済はイノベーションによって高度成長を遂げました。二度のオイルショックも円高不況も経営のイノベーションで乗り越え、日本の経営が世界で注目されるようになったのです。

しかしバブルといわれる時期から、株と土地の高騰で企業は利益を上げることを覚え、その結果、売上規模とバランスシートでの利益率が株価を決定し、見せかけのバランスシートのきれいな企業が「勝ち組」として資産価値を拡大させていきました。

そして、市場にも見せかけの商品が跋扈し、消費者やユーザーは離れていき、多くの市場が衰退していきました。

今必要なことは原点に返ることです。経営の体力が続く限り、よりクオリティの高い商品を作り、あらゆる市場に様々な形態の工夫をして販売していくことです。

さらにバランスシート経営からキャッシュフロー経営へと変革し、また最終的には個人生産性追求経営に移行させることが必要だと思います。

キャッシュフロー経営は京セラの稲盛氏が提唱したことで広く知られています。投資をし、それを回収するための金の流れを追求する経営手法です。

これは大企業など、大規模な投資をし、回収する経営手法には最適です。しかし中小企業ではそれだけではダメだと思います。

中小企業においては(私は究極的には大企業も同じだと思いますが)基本的に社員一人一人の生産性を追求することが、真の利益追求だと思います。いままで「人」は人件費の負担が大きいから、それを抑える方向で「イノベーション」が考えられてきました。それは誤解だと思います。

インターネットの発達により、価格競争に拍車がかかりました。安くできるものは徹底的に価格競争に入ります。「人」が介在しないものは、いくらでも安くできるのでは、という心理が買い手の根底にあるからです。

したがって構成する社員の個人個人の生産性を追求することにより、個人が生産性追求に目覚め、試行錯誤するのです。その結果、ミツバチが蜂蜜を集めるように会社に付加価値が集まるのです。この付加価値はバランスシートにおける利益とはちがい、本物の付加価値になります。

そしてその付加価値を社員全員で販売していくのです。

これからの経営は「個人生産性の追求」。

どのように行うか?「則天」をご高覧ください。
http://www.media-5.co.jp/sokuten/
いずれにしてもこれから本格的な格差社会に突入します。

必至に働き、生きようとする意思のある人しか生き残れないと思います。必至に働き、生きようとする意思のある人は自分のイノベーションに余念がありません。

どのように「自分をイノベーション」するか?「至高の勉強法(試験に合格する勉強法)」をご高覧ください。
http://blog.media-5.jp/five-senses//
そして「パソコン五感学習」をご高覧ください。
http://www.media-5.co.jp/hp/premier3_s/index.html
ちょっと先走ってご報告してしまいますが、昨日、都内の病院で、当社のパソコン五感学習の効果をMRIで実験しました。これは4月につづいて2度目です。数年前、脳機能ブームの発端となった漢字書き取りが脳にいい、という説は実は間違っているのです。同じことを、同じスタイルで繰り返し学習すると、脳機能の向上は起きなくなるのです。脳機能は同じ内容も、別の角度で学習してはじめて脳機能は向上するのです。当社のシステムはそう作ってあるのです。従来実験に利用されていた脳波測定(よく頭に線をつないだもの)は実は、少しでも感情が入ると反応する、というチープなもので不正確なものなのです。正確な実験データがでたら、また皆さんに正式にご報告します。

このようにメディアファイブは自社で開発し、改良しつづけ、実験し、お使いになる皆様により良い「本物」だけを提供してまいりました。

メディアファイブは個人のイノベーション、学校のイノベーション、企業のイノベーション、そして社会のイノベーションを追求して15年努力し続けてまいりました。

今こそ、皆様のお役に立ちたいと考えております。

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2008年09月28日 13:02に投稿されたエントリーのページです。

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