教育と学習と転生?
人は何を学ぶか。
それは人の生き方によって様々かわります。
なんのために学ぶか。
それはまずは食べるための仕事にありつくために子供のころから字を覚え、数字を覚え、得意分野を見つけ、あるいは好きな分野を見つけ、または人に言われて、先生に言われて自分の学ぶべき道を選びます。
しかし、教育って本当に人それぞれであることを痛感します。
人が生まれて、その環境や出会いによって、個人が偶然と必然の間で変わっていくものなのだろうか?
子供を持つと、同じDNAでも、親から見て、小さい頃より全く違う人格なのに驚かされます。
会社を23年やっていると、本当に色んな人が入ってきます。
コンサルタント時代、そして会社を経営し始めた頃は、人材教育を主眼としていました。また働きながら自然と学ぶグループウエアも開発しました。
しかし、今となると、どこまで人材開発は有効なのか、と考え込んでしまいます。
最高の学歴でも、どんなに教え込んでも、どんなに叱っても、10年経っても仕事のイロハすら実行できない人もいました。
大した学歴もないのに、抜群の活躍する人も多くいました。
学校って何を学ぶところなのでしょうか?
どういう教育が、人格も、仕事も素晴らしい人を作るのでしょうか?
どういうカリキュラムなら理想的な人を作ることができるのでしょうか?
カルマ、つまり過去に生きた因縁によって現在が決まるのだろうか?
ただ、知識より、社会に出て学んだ暗黙知のほうが、はるかに仕事には役立つのではないだろうか?
中卒や高卒の社長の成功事例のほうがかなりあるのではないのか?
どうしてそれなのに知識を学ぼうとするのか?
会社を起業しようとする人の割合も少ないが、それで10年会社を維持する人は10人に一人。20年で100人に3人です。
教育は、論理の追及だけでは、片手落ちと言われます。哲学も芸術も必要です。でも食べていくためには、まずは知識というよりは、稼ぐための暗黙知が必要です。
組織でどう仕事をすべきか、それを十分心得て仕事している人は多くは見受けられないでしょう。
思考支援ツールを使って考えてみましょう。