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2016年04月10日

ターミネーターの時代は本当にくるのか?

先日、安川電機のユーチューブでロボットが刀をもって居合抜きの名人のとなりで居合抜きをしている動画を見ました。

https://www.youtube.com/watch?v=6pny5Bj_WM8

それは、テクノロジーのすごさへの驚きより、刀を持たしたロボットが将来的に殺人鬼になることを暗示しているようで、恐怖を感じました。

殺人ロボットは、すでに無人飛行機という形の空爆をイスラム圏で実行しています。ただ、まだ人間が米国本土のペンタゴンでコントロールはしていますが。

人間の手を離れて、ロボットの自己判断で人を殺すマシンの出現は、時間の問題でしょう。というよりもう存在しているでしょう。

ホーキンズはあと数十年で人工知能は人間を支配する、と予言したことで、最近話題になりました。

人工知能が独立して働き始め、人間の存在は可か否か、という命題を投げかけられれば、当然、人間は自然にとって害悪である、という結論になることは、明らかです。

しかし、人工知能とは人の作り出したものです。 

簡単に言ってしまえば、yesとnoの2進法の判断しかできないCPUに、多くの優秀な人間の経験値を加え、判断させ、正しいことと間違いを定義し、決して忘れることないその経験の記憶をハードディスクにインプットし、さらに人間の何兆倍のスピードで学習し、判断するという装置です。

この科学の進歩がもたらす結果を、止めることのできない未来を、止めることは可能なのでしょうか?

ひとつあります。

当たり前のような答えですが、

非科学です。

人類史上日進月歩のように科学は進歩してきました。

しかし、人工知能もしょせん人間が作り出したものです。


人智の及ばない世界の存在を考えるのです。

たとえば、先日、証券の売買取引で、人口知能での売買で、30億年に一度しか起こり得ないことがおこったそうです。

まだ、人工知能での売買が10年とすると、3億分の1の事象が起きたのです。

3.11において、福島第1原発4号タービンで、もし最悪な事態になれば、東日本が住めなくなる事態に、燃料棒のプールが守られたのもあまりにも多くの奇跡が重なった結果だそうです。

つまり決定的な事項の多くに、奇跡的なことは数多く起こります。

だから、非科学的なことを排除することは現実的ではなく、それこそ、科学的ではないのです。

非科学とは、もちろん、科学的に反することもありますが、現代の科学では到達できないことでもあります。


西欧では、紀元前ギリシャローマ文化で芽生え、ルネサンスで花開い、アジアでは紀元前13世紀にバラモン教が派生し、初期密教が生まれ、釈迦が現れ、日本では、平安時代に空海が唐より密教を持ち帰り、各派に分かれていきました。

現代において、哲学とか、宗教とか、文学とか、芸術の非科学の世界は、進歩というよりは退化しているように感じます。

科学と非科学はどうちがうのでしょうか?私は、科学は現在の生きる欲望を満たすための道具であり、非科学である、宗教、哲学、芸術は永遠に精神的に生きる意味を問う道具なのかもしれません。

つまり哲学とか、宗教とか、文学とか、芸術の非科学の世界こそ、つまりそれらを包括する歴史こそ、科学の進歩の果てにある現実である、人類滅亡を救う救世主なのかもしれません。

私は教育のIT化を目指し、非力ながら商品開発を進めてきました。

デジタル教育は非科学をより否定する方向にいくのでは、と思いがちですが。

実は、私は、デジタル教育によって、哲学とか、宗教とか、文学とか、芸術とか、いままで非科学的に遅れていたジャンルの学問こそ、飛躍的に伸ばす道具だと思っています。


先生が快感になるような授業のツールを、そして、生徒が「カイカン!」とさけぶような学習ツールをなんとか開発したい、とこの25年間もがいてきました。


そしてなんとか近いうちにその答えをご披露したいと存じます。

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