構想15年、著作3年で完成しました。!
本当にご無沙汰しております。今年になってなかなかブログが書けなかったのは、実は1冊の本と1本のDSの原稿を書いていたからです。
まず本からご紹介します。
4月22日当社から「究極の経営」を出版します。15年前、メディアファイブを設立した頃、「デジタル社会の成功法則」という書籍を出すことを計画しました。しかしなかなか推敲が進まず、5年前、「則天」のバージョン1が発売したころ、本格的に発売しようと考え、さらに一昨年、タイトルを「究極の経営」と題して、昨年5月に発売しようとし、なんと1年後の今年の4月22日になりました。
実に難産でした。日本人一人一人が自己実現の喜びで働く民族であり、そのためのツールを作っていこう、という構想を発表するはずが、15年の間に、ツールの対象であるシステムやコンテンツを作り続け、結局コンセプトを発表する前に、すべて作るべきものは世に出してしまいました。
おこがましい言い方をお許しいただければ、ようやく画竜点睛を書いたわけです。つまりこの本に書かれていることは、すぐにソフトやシステムで現実の経営やビジネスの現場で実現できるのです。つまりこの本とメディアファイブで作ったソフト、システムがすべて「究極の経営」という作品なのです。
サブタイトルは「景気循環の波を活用した 組織と個人の生産性飛躍法」です。
ポイントは2001年9.11にあります。この日を境に日本の内需は縮小の一途をたどっています。内需が縮小すると、自己実現のための市場が縮小し、より生理的、親和的、一時欲求的市場が中心に栄えます。その結果日本における知的なイノベーションは遅れてしまいました。今日、幼稚化した日本を嘆く知識人が多いのもそのためです。しかしこれは景気循環の一現象であり、今回の恐慌はその流れをリセットするきっかけを作ることが予想されます。
このような景気循環のなかで、いかに個人と組織の関係を見つめ直すか、が今、とるべき戦略と考えます。
企業においてはITを活用し、社員を事業主の目線まで引き上げ、組織のレバレッジを活用して組織の生産性を向上させること。
こういったテーマを孫子の兵法(古典から学ぶ)、旭山動物園、など様々な身近な視点での話(コラム)も交えてご紹介していきます。
今までにない、新しいご提案が随所に入っていると思います。ご期待ください!
さらに「孫子の兵法DS」を5月21日に発売します。
これは今日様々な厳しい現実と決断を突きつけられているビジネスマンが、戦略的思考法を訓練できるソフトです。これは上記の「究極の経営」と連携したソフトで、まさにビジネスマンの暗黙知を磨くためのに作りました。「究極の経営」とあわせてご利用いただくと、より実践的です。
以上よろしくお願いします。
詳しくはホームページでご高覧ください。