それでは「従来の勉強法」と、パソコンの学習ソフト(Media5 Premierシリーズ)を使った「パソコン五感学習法」。どこがどのように違うのでしょうか。「試験勉強」をするときにぶつかる様々な課題について具体的に比べてみます。あなたはどちらが効率的だと考えますか?
課題1 学習の初め、必要な知識の全容をつかむ。
従来の勉強法
テキストと問題集を購入します。内容は断片的にしかわかりませんが、とにかくテキストを読むことから始めます。でも資格試験のテキストは小説のようにどんどん進みません。理解するためにノートを作ります。しかし作業には膨大な時間がかかります。たいていの人はここで、挫折してしまいます。
パソコン五感学習法
資格試験にしても入学試験にしても最初は、その出題範囲の幅広さに圧倒されます。どこから始めたらよいのか途方に暮れてしまいます。「パソコン五感学習法」ではまず「学習ナビモード」でカテゴリーごとに整理された問題を解きます。正しいと思う選択肢を1クリックで選択する選択問題とキーボードで解答を入力する選択問題があります。解答すると、すぐに正誤判定を行います。そして、解答ウインドウが開き解説が表示されます。カテゴリーごとに学習結果が表示されます。不正解だった問題を再度重点的に学習することも可能です。パソコンを速い応答性でどんどん先に進むことができます。初めはわからない問題も多いと思いますが、コンパクトにまとめられた解説をさっと読んで、どんどん先に進んでください。そして繰り返してください。そうしているうちに問題と解説を覚えてしまいます。
課題2 学習したいところを重点的にやりたい。
従来の勉強法
テキストや問題集の中から、自分で項目や重要事項を選んで、読んだり解いたりします。マーカーで印をつけたり、要点をノートにまとめたり、単語帳を作って繰り返して覚えます。そして、本やノートを持ち歩いてスキマ時間も勉強します。
パソコン五感学習法
「トレーニングモード」に収録されている教科書・単語帳・問題集から学習したいところをクリックして選びます。自動読み上げを使った閲覧学習、出題機能を使った繰り返し学習、印刷機能を使ったプリント学習などの方法から好きな手法を選びます。定着させたいところは印刷したり、テキストを携帯に転送してスキマ時間で学習します。MP3の音声データにしてiPodに入れてそれを聞きます。耳から聞く方法は、混んだ電車の中や道を歩いている時も無理なく、時間を有効に使えます。
課題3 苦手なところを探したい。
従来の勉強法
問題集を繰り返して、自分のわからないところを探します。間違えた問題は何回も解きます。繰り返し解いていくうちに解説も一緒に頭に入ります。
パソコン五感学習法
答え合わせは1クリックで終わります。Media5 Premierは学習履歴が残るので、苦手な項目はすぐに発見できます。また「弱点克服モード」を使えば、学習した問題の正答率ごとに再出題できるので、正答率の低い問題が苦手なところです。そこを重点的に取り組めば、繰り返し学習効果で弱点を克服できます。
課題4 過去問を極めたい。
従来の勉強法
とにかく過去問の問題集を繰り返し学習するしかありません。
パソコン五感学習法
「実戦・模擬テストモード」はまるで本当のテストを受けているかのように過去問を学習することができるモードです。答え合わせの手間もありません。採点は1クリックで一瞬で終わります。そして正答率により合否判定も行われます。制限時間も設けられているので、タイムプレッシャーを感じながら学習できます。実戦と同じ形式なので、問題を解くペースを体で覚えられます。
課題5 試験によく出る問題を集中的に学習したい。
従来の勉強法
情報を集めて自分でテキストや問題集を探します。学校に通っているのなら先生に聞いたり、同じ資格の勉強をしている友達に聞いたり、インターネットで調べたりして、使えそうなものを手に入れます。そして、その問題ごとに書いてある「重要度」に関する表示を参考にしてよく出る問題を集中的に解きます。
パソコン五感学習法
Media5 Premierシリーズでは、参考書や問題集がデータ化されています。従来の参考書や問題集では、出題分野の分析や「重要度」のランク付けなどが書かれていても、過去問から関連するカテゴリーの問題を探しだすのが大変でした。膨大なデータを扱うことが可能なパソコンでは、過去の試験問題や模擬問題をカテゴリーごとに整理し、抽出することが可能です。「傾向と対策モード」では、出題頻度がカテゴリーごとにわかるので、1クリックでそれを選択し、出題頻度の多い問題を集中的に学習できます。出題頻度の高いカテゴリーは試験に合格するために必要な知識の集まりです。最重要視してください。