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      <title>教育ソフトメーカー社長ブログ</title>
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      <description>さいたま発信！教育ソフトメーカーメディアファイブ社長のブログ。
この国のDNAは学ぶ喜びを知っている</description>
      <language>ja</language>
      <copyright>Copyright 2011</copyright>
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         <title>未曾有の大震災に直面して</title>
         <description><![CDATA[３月１１日(金）に発生した東北地方太平洋沖地震にて被災された方、そのご家族・関係者の皆様には、心よりお見舞い申し上げます。


ほぼ、１年ぶりにブログを書きます。

私は本当にみなさんにお伝えしたいことしかここでは書かないので、長期に渡るご無沙汰をお許しください。

今、日本は歴史上、まれにみる国難に遭遇しています。663年の白村江の戦いでの敗戦、1274年、1281年の元寇、植民地支配の恐れのあった1868年の明治維新、1923年の関東大震災、1930年の昭和の大恐慌、1945年の敗戦。今回の国難はこれらに匹敵するかもしれません。史上最大級の地震と津波。そして史上最大級の原発事故。

私は2011.3.11 14:46 この時間、会社の近くにある、浦和駅前にある、デパートに入っている本屋でこの地震と遭遇しました。あまりに大きな揺れに、居合わせた人々みなかなり驚いていて、これだけの揺れは初めての経験でした。こんな頑丈なビルでもこれだけ揺れるのだから、外はかなり被災しているのではないかと、会社のこと、家族の事が思い浮かび心配でした。揺れはかなり長時間にわたり異様に続き、その長さが少しづつ経済のダメージを実感しつつありました。

会社につくと、エレベーターは止まっていたので、非常階段で3階にかけ上ったところ、社内は普段のまま、まったくものも落ちていませんでした。私の部屋は本箱を重ねておいてあり、ちょっとした地震でも倒れそうな場所なのですが、まったく大丈夫でした。

しかしすぐに家人から連絡があり、下の娘が保育園の遠足で葛西臨海水族館に行っている、という。会社の安全の確認がとれたので、私はすぐに自宅に車で戻ろうとすると、道路も水が噴き出し、今回の地震の大きさを物語っていました。そして途中でまた大きな地震が始まりました。車道は渋滞し、電信柱が大きく揺れて、道行く女子高生も立っていられないのか、手すりをつかんでしゃがみこんでいました。私は電線が落ちてこないか、心配でした。

家に戻ってみると、家人は青い顔して、こんどは千葉に近い茨城で地震があり、１０メートルの津波が千葉に来ている！と泣き叫んでいました。テレビでは津波は家や車を押し流す、信じられない映像がリアルタイムに映し出されています。私はすぐには事の重大さを実感できず、デパートでの大揺れの時に、すでに経済におけるダメージの重要性は実感していたのですが、家族の命の危機という実感はできないでいました。

頭が真っ白になりながら、この危機になにもできない自分がもどかしくなり、地震でめちゃくちゃになっているという3階に、おろおろと上がり、私の書斎を確認すると、本箱がひっくり返り、もっとも大切にしていた骨董も割れ、ガラスが散乱している始末でした。どうも地震がくると、大切な骨董から壊れるのです・・。

しかし今、家族に起きようとしていることに比べれば、こんなことはどうでもいいように思えました。むしろ大切な骨董が娘の身代わりになってくれるのでは、という無力な神頼みに近い考えをうつらうつら思っていました。ただ、仕舞い忘れたひな壇が跡形もなく壊れて、散乱している本の上に投げ出されているのが悲しく感じました。

すぐに1階に戻り、テレビ画面は宮城沖、福島沖でヘリコプターからの巨大津波の映像が映っていました。まさに私が小学生の頃見た、豪華客船がひっくり返る映画「ポセイドンアドベンチャー」のワンシーンを見ているようでした。今朝、娘が、遠足へ行くことがうれしくてはしゃいでいる姿が目に浮かび、これが悪夢であることを切に願いました。

しかししばらくして、娘の乗ったバスが、水族館を離れた趣旨を保育園から聞き、またテレビでヘリコプターが葛西臨海公園を映していて、液状化はおきているものの津波の被害はなさそうだったので安心しました。娘は5時間遅れで、夜11時ごろ帰ってきました。娘を抱き締められる幸運を神に感謝しました。

思うに、デパートでの大揺れから、家に戻って、あのポセイドンアドベンチャーのような津波の映像をリアルタイムに眺めている間に、私が動顛しているまさにその時に、家族を、家を、職場、人生を、命を一瞬に失った方々が多数いらっしゃるのです。


今、世界中でもっとも固唾をのんで注目されている福島原発の近くに、天神岬というキャンプ場があります。昨年のゴールデンウイーク、私は家族とここでオートキャンプをしました。とてもきれいな岬です。
<img alt="%E5%A4%A9%E7%A5%9E%E5%B2%AC.jpg" src="http://blog.media-5.jp/kitabatake/%E5%A4%A9%E7%A5%9E%E5%B2%AC.jpg" width="499" height="326" />（原発そばの天神岬）

そしてここから二つの巨大な原発のある海岸線を通り、宮城との県境にある松川浦という岬へ潮干狩りに行きました。いわきから相馬にいたるこの海岸線はすべて今回の巨大津波に飲み込まれてしまったのです。見たことのある風景が巨大津波にのみ込まれる映像がテレビで映っていました。
<img alt="%E7%84%A1%E9%A1%8C.png" src="http://blog.media-5.jp/kitabatake/%E7%84%A1%E9%A1%8C.png" width="530" height="340" />
（相馬の海岸線の林　津波がこの林の二倍もある高さで襲ってきたのをテレビで見ました。）
<img alt="%E7%84%A1%E9%A1%8C3.png" src="http://blog.media-5.jp/kitabatake/%E7%84%A1%E9%A1%8C3.png" width="521" height="346" />
(同じく相馬の海岸沿いの道路。左手が海。ここで木々の二倍の波が襲ったかと思うと・・）
<img alt="souma.png" src="http://blog.media-5.jp/kitabatake/souma.png" width="531" height="312" />（松川浦）

このあまりにも恐ろしい自然災害に直面して、私は26年前に登った日高山脈を思い出しました。このことは以前のブログに書きましたが、人が少ないがゆえに、道はすぐに配松に覆われ、歩行路に浸食した崖に足を踏み外し、あやうく１００メートルの崖を落ちそうになったり、沢と配松を伝って移動する登山は雨が降るとすぐに歩行困難になり、やっとの思いでカールにつくと、熊が近くに来たりと、あまりに未開な自然は巨大で、偉大で、それは恐ろしいものでした。まさにそこには人智を超えた神のような存在を感じました。下界に降りると、いつもなにげなく生きている都会は、いかにコンクリートに囲まれた、ちっぽけで人工的な、いつわりの安全な世界で固められていたことか、と感じました。

ところがその安全で人工的な世界に、さながら山麓にあらわれた巨大熊のように、全長500キロメートルの巨大な竜のような地震が襲ったのです。あり得ないことです。あの阪神大震災や9.11、リーマンショックでさえ、軽い出来事のように思えるような今回の地震、この事件が起こす経済的な災難は想像を絶するものとなるでしょう。

子供や親が生きているかいないかで、家や職場を失うかどうかで、人の人生は、すべてが一変します。でもその境はほんの僅かなのです。もうちょっと茨城沖の地震が南にずれていたら、確実に津波は娘をおそったでしょう。昨年、原発の近くでキャンプをしていたときに、今度の地震が起きたかもしれません。地震国家日本において、あらゆる天災は生活における表裏一体なものです。

95年、阪神淡路大震災の時、発生から1ヶ月後、御影という神戸三宮の手前の駅に降りたのですが、一面見渡す限りなにもなかったのです。日常なにも変わっていない大阪から電車でたった３０分走ると、少しづつ、車窓は倒壊した家屋が増え始め、御影に降りるとあたり立っている建物はなにもなく、まるで戦災で焼け野原になった時代にタイムスリップしたようでした。今回の震災は本当に終戦直後に匹敵する大災害でしょう。少なくともその覚悟が必要です。

この災害自体も未曾有なものです。しかしこの後にくる大型の経済の落ち込み、これも大変な問題です。復興需要を期待する向きものありますが、従来の経済危機のなかでの、今後数ヶ月は日本の経済の要である東京を中心とする電力不足による企業の停滞、食、住以外での消費マインドの冷え込み、これは9.11、リーマンショックをはるかに凌ぐ経済危機を誘発する危険があります。ハイパーインフレや国債の暴落のリスクも現実のものとして迫ってきています。

私は、自分の過去を振り返ると、他の経営者と異なり、目標を掲げて自己実現するのではなく、偶然と挫折の連続で、むしろ挫折や失敗を生かして今まで生きてきたのです。ピンチには強いタイプかもしれません。わかりやすく言うと、ピンチをどのように良い方に持って行くか、を見つけるのが得意なのです。

しかし今度のピンチはいままでで、遙かに最大級のピンチです。経済がどこまでストップするかわからないからです。日本のもっとも売りであった安全神話が根底から崩れたのです。この信用こそが日本最大の財産と思っていたものが。長期的には確かに土木、建設など復興需要は莫大にあるでしょう。しかし今年は大変厳しい経済環境になることはまちがいありません。

今考えることは、まず衣食住というライフラインを守るか。つまりどうやって生き残るか、次に各人の最低限の収入を確保するか、ということです。つまり企業は組織をどうやって確保、維持していくか、です。

ただ95年の阪神淡路大震災の時と大きく異なることがあります。それはＩＴの力です。このころは、ＩＴの萌芽期であったために、大幅にＩＴの活用は減退しました。しかし今回は、被災者が、救援や安否確認にツイッターやメールをかなり活用して役に立った報道が頻繁になされ、報道を見る立場の人間も、テレビでの情報の他、インターネットでの内外の情報も多角的に入手することができました。各国の情報を瞬時に翻訳していくれる多言語解析のサイトは大変効果的です。

最近の日本人は、画一的な報道にはみな疑心暗鬼になっていて、あらゆる多角的な報道をインターネットで把握する人が増えてきたようです。それとともに、テレビでも過去の大震災の時のようにお涙ちょうだい的な情緒的な報道が少なくなってきたように感じます。日本人一人一人のなかには、経済大国のなれの果てのいきづまりから、知らず知らずのうちに欲と無気力と他人依存が蔓延していたのです。今、有史以来最大級の国家危機において、この国の国民が、そこから目を覚ましつつあるように感じます。

われわれは、もはや地震と放射能の危険にさらされているこの国土で安穏と生活することは許されなくなりつつあります。ユダヤの民をお手本に、だれでもがＩＴ、金融、マネジメント、語学そして教育に堪能になり、世界にビジネスを求めていかなければならないのです。なによりも得意とするチームワークを活用して。

私たちは、この大震災をきっかけに、安全神話の崩れたこの国で、目を覚まし、戦後の焼け野原にたった日本人のように、もう一度立ち上がることができるかもしれません。

いえ、立ち上がらなければなりません。2011.3.11に一瞬で失われた数万の命のためにも。
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         <pubDate>Tue, 22 Mar 2011 19:00:45 +0900</pubDate>
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         <title>いかに内需拡大をするか２　宮古島旅行記</title>
         <description><![CDATA[(ひとつ下のブログ「いかに内需を拡大するか」の続きです。そちらからお読みください）
先日、ひょんなことから、宮古島に行きました。私にとって外的なきっかけがなければ、宮古島へ行く、という発想さえありえませんでした。簡単に言えば、ショッピングセンターの景品に当たったのです。正確に言えば、辞退者が出たので、繰り上げ当選になったのです。恥ずかしいことに宮古島がどこにあるのさえ知らなかったのです。しかしいざいってみると、あまり観光地化されておらず、とても素朴で良い所でした。

宮古島自体はサンゴでできており、白いサンゴ礁の砂浜にエメラルドグリーンの砂浜はとても美しいところだったのです。

<img alt="IMG_8676.JPG" src="http://blog.media-5.jp/kitabatake/IMG_8676.JPG" width="581" height="387" />

<img alt="IMG_8677.JPG" src="http://blog.media-5.jp/kitabatake/IMG_8677.JPG" width="581" height="387" />

産業はほとんどサトウキビとたばこの葉だそうで、サトウキビは収穫すると一反15万円、たばこは一反４５万円だそうです。（１反＝991.74m²すなわちおよそ三〇〇坪くらい。古代では1石を一反とした）二倍以上の開きがあるため、たばこは若い人もおこなうのですが、サトウキビは跡継ぎがいないそうです。漁師などの兼業が多いそうです。製糖工場も収穫時のみ稼働する、とのことでした。ですからあと産業といえるのは観光です。この島は川がないため、海は東洋一きれい、とのことで、ダイビングなども盛んです。

また宮古島はトライアスロンの開催地として有名です。今年も4月に開催されるそうです。泊まったホテルの前の前浜ビーチがトライアスロンのスタート地点で、以前テレビで見たことがありました。夜、ホテルのテラスから眺めると、月の光が海を照らし、沖の海面が銀色に輝きとても幻想的でした。

<img alt="IMG_8710.JPG" src="http://blog.media-5.jp/kitabatake/IMG_8710.JPG" width="581" height="387" />

<img alt="IMG_8719.JPG" src="http://blog.media-5.jp/kitabatake/IMG_8719.JPG" width="581" height="387" />

<img alt="IMG_8805.JPG" src="http://blog.media-5.jp/kitabatake/IMG_8805.JPG" width="581" height="387" />

二日目はあまりに海がきれい、とのことで、体験ダイビングをしました。いままでダイビングをしたことがなかったのです。ダイビングショップはいろいろあるのですが、池間地区が特にきれいである、とバスガイドさんが話していたことと、初心者にはフルフェイスマスクがよい、とのことであることと、グーグル検索でスポンサーサイトにまで掲載されていることからそのショップを選びました。ショップの人が車でホテルに迎えに来てくれて、20分でその池間地区にいきました。

本当は干潮八重という小さなサンゴ礁のあつまりみたいなところに行くはずだったのですが、あいにくその日は天気が悪く、ちかくのダイブポイントにいきました。それでも波は高く、昨日とは打って変わり、雨もちらつき、波もたかく、小さなダイブボートはスピードを上げるたびに舟の揺れは激しくなり、水しぶきをかぶり、ダイブポイントに着くころには、着ていたウエットスーツはずぶぬれになっていました。他のダイブポイントは天候が荒れると、潜れないのですが、この店はそれでも潜れる、とっておきのポイントがあるのです。それはなんと船で行っても、住宅の見えるポイントでした。

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エアボンベをつけ海に入っていくと、２，３メートルくらいから、耳がだんだん痛くなりました。耳抜きをしろ、とインストラクターはいうのですが、いくら鼻をつまんでも耳の痛みはとれず、ものすごい頭痛に見舞われました。やっとのことで慣れると、そこにはファイティングニモの世界が繰り広げられていました。

<img alt="IMG_8744.JPG" src="http://blog.media-5.jp/kitabatake/IMG_8744.JPG" width="581" height="387" />

<img alt="IMG_8766.JPG" src="http://blog.media-5.jp/kitabatake/IMG_8766.JPG" width="581" height="387" />

<img alt="IMG_8775.JPG" src="http://blog.media-5.jp/kitabatake/IMG_8775.JPG" width="581" height="387" />
(ダイビング中は写真は撮れないので、次の日、観光船のガラス張りの船底の撮影でダイビングの雰囲気を紹介）

宮古島には７０件のダイビング教室があり、みな個人で行っていて、助手を募集してもなかなか応募がない、とのことでした。そのインストラクターも個人営業をされているのですが、10年前、フリーターとして宮古島に訪れて、ダイビングのライセンスをとり、3年くらいダイブショップの手伝いをしながら、独立してまずダイビング船を買い、3年前に100坪の土地に一階はダイブショップ、二階を自宅に家を建て、今は奥さんと二人暮らしだそうです。順調に売上げも伸び、今年、今より大型の船を購入し、4月にはその船を使えるそうです。

帰りにまたホテルまで送ってくれたのですが、通りすがりの風景のなかで、介護施設が目につきました。老後をこんな暖かいところで過ごしたい夫婦は多いのではないでしょうか。ただ夫婦で入所する場合はいいけれど、ひとりになると親族が気軽に来ることができなくなるとさびしいので、夫婦で暮らせる間に限定されるかもしれません。

税法上、都会で払った税金を地方で使う、という点も問題になるかもしれません。東京都のように自治体同士の契約も必要でしょう。そういう問題点をクリアしていけば、宮古島の介護事業は発展すると思いました。

宮古島はもちろん定職という意味では就職は難しいでしょう。どこへ行っても、ひとつのビジネスだけで食べていくことが難しいのです。

そこでご提案なのですが、個人でもたとえばダイビングのサポートをしながら、ダイビングのライセンスをとり、またたとえば午前中は社会保険福祉士や介護福祉士、ケアマネージャーの資格を取得して介護の仕事に携わる。

この島には一泊二食980円で泊まれる宿もあり、ニート、フリーターの人にはとても良い環境なのではないでしょうか。手持ち10万円もあれば仕事が全くなくても3ヶ月は暮らせる。いよいよお金がなくなったら、洞窟でくらして(宮古には洞窟がたくさんあります）魚をとれば餓死しない。最悪そこまでいかないでアルバイトで食べれるでしょう。

またある時は商業施設の電気工事に必要な電気主任技術者をとったり、これだけ温かく住みやすいのに、土地は格安で、セカンドハウスや老後などにいいので宅建をとって不動産ビジネスもいいかもしれません。

旅行業務取扱主任をとって小さなツアー会社をホームページ上で作り、自分ならではのツアーを企画するのもおもしろいかもしれません。おもしろいツアーを企画するには、その土地の歴史をうまく演出して物語を取り込むことも重要です。人の生きるストーリーが最も説得力があるからです。

宮古島の歴史は1390年ごろから記録が残っています。14世紀中旬ごろ、佐多大人を首領とする与那覇原軍団は兵千名をひきいて、各村を攻略していったが、目黒盛豊見親との戦いで一敗地にまみれ、四散しました。そのなかで真佐久という人が、重傷を負い、北東部の与那原に隠棲していたところ、沖縄本島の首里王国から明国への朝貢船が流れ着き、その船乗りに琉球の様子を聞きました。そして真佐久は首里王国に助けを借りて、宮古島を統一しようと考え、琉球に渡りました。琉球王はそれを受け入れ、兵３千をもって宮古島を統一し、真佐久は宮古の首長を任命してもらったのです。親亀、子亀、孫亀のようなストーリーです。

1609年、薩摩は兵3000を率いて琉球に上陸し、兵4000の琉球軍に勝ち、琉球の首都、首里城に入城した。征服に伴い、宮古島は琉球の出島になりました。

1771年の明和の大津波では2500人以上の人が亡くなり、1871年には宮古島島民の船4隻が遭難し、台湾に漂着し、54人の島民が台湾の山地人に惨殺され、西郷従道の台湾征討につながりました。

反対に1783年宮古島南岸上野村でドイツ商船が座礁すると、宮古の島民はこれを手厚く保護し、後に時のドイツ皇帝ヴィルヘルム1世は軍艦を宮古島に立ち寄らせ、感謝の石碑を遭難現場にたてました。そこが今うえのドイツ村という観光スポットになっているのです。うえのドイツ村はまさに歴史から観光スポットになった、具体例といえるでしょう。ただドイツ風の建物を数多くつくり、箱物中心であるので、コストがかかり、バブル期に作った観光スポットであり、今はそのようなことはできないでしょう。


戦争や政治の物語ばかりだけでなく、悲恋の物語もあり、東平安名岬に絶世の美女マムヤの墓というのがあります。いつの時代かはわかりませんが、マムヤという娘が住んでいました。あまりの美貌から男たちに言い寄られ、それがうっとうしいので、洞窟に隠れて機を織っていました。そのころ城辺地区を統治していた豪族、崎山の坊という人がマムヤを見つけ出し、妻子がいるにもかかわらず、それを隠して、強引に妻にしてしまいました。ところが妻子がいるのが発覚し、マムヤは崎山の坊にどちらを選ぶかただしたところ、彼は妻子を選び、マムヤは絶望して東平安名岬の断崖絶壁から海に飛び込んだ、という話です。

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<img alt="IMG_8687.JPG" src="http://blog.media-5.jp/kitabatake/IMG_8687.JPG" width="581" height="387" />

とにかくこのグローバル化の時代に、国内に目を向ける人が減少しているように思います。もちろん外国と交渉できる能力のある人はどんどん外国に行くべきでしょう。しかしよくよく聞いてみると、なかなか中小企業の人でも個人でも外国でお金儲けを成功させた話はあまり聞きません。繰り返しになりますが、就職活動にいたずらに時間をかけるより、様々な地方をまわって土地の人とふれあい、そこでのビジネスを模索するほうが現実的に収入につながるのではないでしょうか。

そうそう、インターネット付きのノートパソコンは購入しなければなりませんが。これは今ならネット加入込みで、タダで購入できます。そして当社のナナミシリーズを旅の道ずれに連れて行きましょう。

最後にまたアピールになりますが、もしみなさんが宮古島でこのように暮らしたら、まず当社の歴史ネットゲーム「ＮｅｘｔＲｅｖｏｌｕｔｉｏｎ」（　http://history-quiz.next-rev.com/　）でみなさんなりのご当地の歴史や観光を紹介していただき、ビジネスマッチング（　http://bmp.next-rev.com/　）でツアー紹介や産物の販売、自己ＰＲをしてください。]]></description>
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                  <category domain="http://www.sixapart.com/ns/types#category">体験談</category>
        
        
         <pubDate>Thu, 01 Apr 2010 10:34:53 +0900</pubDate>
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         <title>いかに内需拡大をするか　個人の仕事多角化が決め手　需要コモディティ作戦</title>
         <description><![CDATA[今、日本の雇用情勢は、大変深刻です。内需があまりに縮小しているのです。海外に目を向ければ、先端技術は欧米にリードされ、中国韓国に追いつかれ、単純な製造物も中国をはじめアジア諸国に価格競争で敗れ、にもかかわらず為替は円高を推移し、輸入は増加し、国内はデフレスパイラルから抜け出せない。国内ではあきらめムードが蔓延し、国民の活力は沈静化し、国には頼れず、地方は疲弊し、多くの国民が不安と閉塞状況のなかで暮らしていると思います。

昨年9月に政権交代した民主党は、コンクリートから人へ、そして内需拡大をスローガンにこの不況の脱出を最重点の政策課題にしてきましたが、支持率は低下する一方です。

その政策の方向性は正しいと思いますが、ただ政府が旗を振るだけではこの不況を脱出できません。国民が自信とやる気を取り戻さなければならないのです。現状は、多くの国民が、どう生活し、どう生きていけばよいのかがまったくわからない状況なのです。

多くのエリートがこの景気の問題を、人口減少問題に結びつけます。しかしこれはあまりに大ざっぱな言い訳にしか過ぎません。近現代で、圧倒的に国力で世界を凌駕したイギリスとアメリカは、人口が多いから発展したわけではありません。いち早く産業のイノベーションをおこなったから国力が拡大したのです。以下はポールケネディの大国の興亡から引用したものです。

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<img alt="%E5%A4%A7%E5%9B%BD%E3%81%AE%E5%B7%A5%E6%A5%AD%E5%8C%96.JPG" src="http://blog.media-5.jp/kitabatake/%E5%A4%A7%E5%9B%BD%E3%81%AE%E5%B7%A5%E6%A5%AD%E5%8C%96.JPG" width="489" height="357" />

次に平成21年度総務省発表の情報白書で、先進国の情報資本推移の国際比較です。

<img alt="%E6%83%85%E5%A0%B1%E8%B3%87%E6%9C%AC%E3%81%AE%E6%8E%A8%E7%A7%BB.JPG" src="http://blog.media-5.jp/kitabatake/%E6%83%85%E5%A0%B1%E8%B3%87%E6%9C%AC%E3%81%AE%E6%8E%A8%E7%A7%BB.JPG" width="518" height="358" />

この図は1995年を基準とした情報投資の拡大状況です。一慨に前図の、一人当たりの工業化と比較することはできませんが、これを見れば、いかに日本の情報投資が進んでいないかわかります。つまり、今日の日本は、近代史において革命で倒されたロシアと近い状況だったのです。人口の増加が、国の発展を促すのではありません。産業のイノベーションの進捗スピードが国力を拡大させるのです。より早く知価社会を実現することが国力を拡大させるのです。もちろんそのために日本は教育や企業の現場でイノベーションを起こさなければなりません。

しかし需要のないところに情報投資はできません。どのように需要をつくるか。それこそサービス産業の質的、量的変化、拡大しかないのです。国民一人一人のスペシャリスト化、ＩＴ活用の高度化が必要なのです。今、日本で一番欠落しているのはそこだと思います。これだけ経済規模が大きいのに、サービス産業の市場が活性化されていないのです。これは国がリードしてできるものではありません。いかに国民がやる気を出して、今の自分の行き詰まりを突破し、個人個人のビジネススタイルを確立させるか、だと思います。小泉政権の時の派遣法の改正は、労働者が、失業しても安易に派遣社員として食べていけるようになったので、目先の失業率は改善しても、産業のイノベーションは進歩しなかったのです。そのつけがリーマンショックで一気に問題化したのです。

とにかく派遣社員の正規雇用を今おこなうのは難しい。だとすれば、今までの技術や資格をとって、派遣社員同士でＩＴを活用して手を組み、新しいサービスを自分たちの手で行うほうがよい。これは前のブログでお話したことなので、省きますが。（なぜ今ナナミなのかをご高覧ください）

そういう社会の実現に向けて、私はここで具体的なご提案をさせていただきたいと存じます。それは、みんなが都市への一極集中するのではなく、日本中に自分が稼げるビジネスを探せばよいのです。

当社も、スタッフ募集を時々行うのですが、おかげさまで多くの方の応募があります。しかし存念ながら、当社も余裕はあるわけではないので、現在、目先の問題でどうしても必要と思われる人材のみの採用となり、履歴書や自己ＰＲを見て、時期が変われば一緒に仕事をさせていただきたいのに、と思われる才能や技術を持った方々が数多くいます。

そういう方々にも是非お伝えしたいのは、従来と同じパターンで就職活動しても苦労するばかり、ということです。経済は日々刻々と変わります。現在の経済状況を見れば、ひとつの仕事で豊かな生活ができるような仕事はなかなかどこをさがしても見つからないでしょう。しかし一月5万円の仕事を４つすれば、なんとか食べていくことはできるのです。

また少し、余裕ができれば、今なら小さな小屋くらいだったら、自動車を買うお金くらいで、ローンで田舎にセカンドハウスを購入することが可能です。先日宮古島へいってきたのですが、そうやってダイビングショップを宮古島で経営されている方にお会いしました。次のブログでご紹介します。

また、そこで小さな畑を耕し、おいしい農作物がとれれば、それをインターネットで販売することも可能です。将来、万が一、日本経済が破綻すればハイパーインフレになり、家族の食物を確保するためにもリスクヘッジになるでしょう。
せっかく当社に応募していただいた方には、当社の事業マッチングサイトをご用意してありますので、是非そちらへ応募していただければ、と存じます。可能な限りのバックアップをいたします。

当社も今、現在は普通の会社の体をなしていますが、将来的には社員と外部の方たちとの垣根を低くしていきたいと考えております。そのシステムこそが、現在売り出し中のシステム人材育成グループウエア「則天」なのです。「則天」はあらゆる角度から、社員ひとりひとりがチームや組織のシナジーを活用して利益をたたき出すか、ということを主眼に開発したものです。会社に実質的利益を出していれば、どういう形態で働いても、会社にこなくてもかまわないはずです。

つまり、日本の情報化への産業イノベーションのを進ませるには、会社はひとつ、仕事はもひとつ、という個人の考え方がかわり、会社自体も9時から5時までの勤務で働く、という意識を変えることが必要なのです。そしてそれを実現する道具がＩＴなのです。

当社に応募してくる方たちの多くが、転職回数が多いのです。その理由の多くは職場の人間関係でしょう。とくにいじわるな古株の社員がいると、とたんにモチベーションは下がります。私も以前つとめていた会社で上司と折り合いが悪く、苦労した経験があります。

なぜ人は人をいじめるのでしょうか。それは、「いじめ」が権力維持の道具だからです。だから能力のない人間、コンプレックスの多いにんげん、頭の悪い出世できない人間が無冠の自分の権力を維持するために「いじめ」をおこなうのです。

しかしそれは、大変な人材の能力の損失です。その解決方法は、そういう「権力維持装置」を取り上げてしまえばよいのです。よく古株の頭の悪い人はＩＴを入れると、「情」がなくなって職場が無味乾燥になる、といいます。そういう奴に限って「いじめ」や「セクハラ」や感情的問題を職場で起こします。

職場は利益がからむので、どうしても感情的になりがちです。だからこそシステマティックにするほうが社員にとってもよいのです。

ましてや他人同士で仕事をするには、とくに利益配分に関しては、システマティックにしないと、感情的問題がでてきます。

だから当社の則天を使いましょう。そういうところを開発主眼においた、現存する唯一のシステムなのです。ネット上でクラウドで気軽に使えます。

初期導入は無料です。


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         <pubDate>Thu, 01 Apr 2010 10:18:45 +0900</pubDate>
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         <title>なぜ、今、「ナナミ」なのか。　内需拡大は世界の国益ＰＡＲＴ２</title>
         <description><![CDATA[今回のテーマは「ナナミ」。2月4日に出した「教えて資格試験シリーズ」という萌え系タイトルの主人公です。いろいろなところで「メディアファイブは変わったね。どうしちゃったの？」と言われています。
お陰様で最近ではもっとも反響があり、出だし好調です。

<img alt="nanami.JPG" src="http://blog.media-5.jp/kitabatake/nanami.JPG" width="409" height="286" />

なぜ、今、「ナナミ」なのか。
もともと10年前、「萌え系」ということばがブームになり始めたころ、ある「萌え系」のゲーム会社から、教育コンテンツの提供を依頼されたのです。その話はそれきりだったのですが、私は、これは売れるかもしれない、「萌え系」をつくるぞ！と社内にハッパをかけたのですが、「また社長が思いつきでなんか言っているよ」ぐらいで、だれにも相手にされませんでした。

当時社内では、学校をお客さんにしている教育ソフトメーカーが、「萌え系」を作るとはもってのほかだ、という空気に満ちあふれていました。社内に受け入れられないときは具体的な企画として押し通すしかありません。私は秋葉原の「萌え系」のショップを回りましたが、お店まわりをしているうちに、頭が混乱してなにも得ることのなく帰りました。そのとき強く感じたことは、「こういうのが世の中に蔓延するのは日本も末期に近いな」と感じたことでした。（最近その考えが誤りであることに気づきました。）

しかしその後、「萌え系」が非常にコアなユーザーで売れること、そしてこの不景気にかかわらず、「萌え系」を扱っている会社のトップの方たちとおつきあいして、その羽振りの良さにも驚き、なんとか当社でも「萌え系」を出すように開発部に厳命し、そういう仕事の経験をもつスタッフも採用しました。しばらくして、「ナナミ」の企画が開発部からあがってきました。そこには未来から送り込まれたアンドロイドのことが書かれており、それをみて私は「これだ！」と思ったのです。

現在に立って、これからどうなるんだろう、と未来を見ることはなかなか難しいものです。でも未来から現在をみることは、たとえそれが突拍子もない仮定であっても、現在を把握しやすいのではないでしょうか。

今、誰もが未来に不安を抱いています。誰もがまったく未来が見えないからです。

だから現在から過去へ行ったり、未来から過去に行ったりできるサイトがあれば、楽しいと思います。（歴史クイズサイトＮＥＸＴＲＥＶＯＬＵＴＩＯＮは、そういうサイトです。）

楽しみながら未来や過去を行ったり来たりしているうちに、なんとなくその不安が解消されるのではないでしょうか。

何度も繰り返しになりますが、教育のイノベーションが日本に一番必要だ、との気負いからメディアファイブを創業して17年、本当に苦労しました。この20年、内需は縮小し、ＩＴバブル崩壊以降、教育やＩＴへのモチベーションは下がる一方でした。

私は、これまでずっと手前味噌ですが、どうしてこんないいものを作っても、なかなか広がらないのだろう、わかってくれなのだろうとぼやき、最近では、こんなに努力して、知恵を絞っても報われないのなら、ちがう商売をすれば、もっと成功したのでは、とさらにたびたびぼやいていました。
（そうは言っても、それは１にも２にも私の力不足であることが要因であるのは自覚しております。）

その一方で米国はクリントン政権時代に早くもナレッジ社会実現を目指し、ロバートライシュ博士を国務大臣にし、ＩＴにおけるゴア構想を打ち立て、米国企業はＩＴと金融で世界を圧倒しました。

日本はこの20年、ＩＴと教育に後ろ向きでした。しかもこの数百年に一度の産業革命の時期に、総理大臣が13人も変わっているのです。日本には強力なリーダーを出現させる土壌がない、ということなのではないか。古くは道鏡、菅原道真、平清盛、後醍醐天皇、足利義満、織田信長、豊臣秀吉、近現代では田中角栄、金丸信、竹下登、小沢一郎。最近では総理大臣になると、もしくは絶対権力を握ると贈収賄問題、政治資金規正法問題が浮上する。

なぜ日本では強力なリーダーが生まれにくいのか？先日、週刊文集で興味深い記事を目にしました。ウチの大学「誇れる卒業生」「恥ずかしい卒業生」という記事です。誇れる卒業生は野球選手が多く、１位古田、２位長島茂雄、３位原辰徳となり、政治家はやっと８位に小泉純一郎、１７位に東国原英夫しかなく、反対に「恥ずかしい卒業生」は１、２位はお笑いタレントだが３位から小沢一郎、6位に鳩山由紀夫、東国原英夫、8位に森喜朗、11位に麻生太郎、15位に宇野宗佑など現在の権力者、総理大臣、総理大臣経験者が目白押しです。これは実に日本人を特徴づけるデータではないでしょうか。

それは天皇制と関係があると思います。先日の2月11日建国記念日は紀元前660年1月1日に神武天皇が即位した太陽暦の日のですが、2670年も万世一系なのです。実際は武烈天皇と継体天皇は5代さかのぼる血縁関係でした。にもかかわらず、万世一系としているのは、古来より日本は共同体的社会であり、天皇という永遠不変の祭祀の元、みな平等という意識が強かったからではないでしょうか。

イギリスではもともとの王族であったハロルド王とそれを征服したノルマンディー公ウイリアム一世はまったく別の王朝に見られていますが、系図では関係があり、武烈天皇と継体天皇ほどには血縁は離れていません。従って日本における「万世一系」は、血のつながり、というより神や自然など絶対的な存在であると考えられます。普遍的祭祀のもとに平等な共生社会をつくる村落共同体が日本の組織の基本だったのです。

もっと言うと、日本人はリーダーを作りたくないから、絶対的存在としての天皇を担いできたのではないでしょうか。それは比較的単一民族で、しかも四方海に囲まれていて、平安時代以降は鎌倉の元寇以外侵略の危機がなかったことにも原因しているかもしれません。

（話はずれますが、このことは企業経営にも言えることで、だからこそ日本のホワイトカラーの生産性は先進国最下位になるのだと思います。その解決法は「究極の経営」でご高覧ください。）

中国の人々はいつも異民族の侵略の危険性にさらされていたので、漢の劉邦、明の朱元璋、清のヌルハチなどどんなに下層階級出身だろうと強いリーダーについていく。

しかし日本史の中で、強力なリーダーは短命政権に終わり、日本人の人気は、直接権力を被らないスポーツ選手であり、嫌われるのは総理大臣や目に見える権力者なのです。そしてそれが人を特定させない官僚制度を発達させてきたのでしょう。

「究極の経営」でも言及しましたが、村落共同体は武士と一揆といわれる契約のもと、利益を折半し、村人は武士に守ってもらうという仕組みが中世より起こり、その流れが村請け制度として江戸時代まで続いたのでした。九割は農民といわれた日本は、まさに「サムライ」の国ではなく、「農民＝ものづくり」の国なのです。

（「サムライ」は現代でいえば、官僚や大企業のエリートにあたります。本来かれらはサムライ同様「誇り」をモチベーションに公のために生きようとするはずなのですが、官僚たたきやリストラなどにより、「誇り」は傷つけられ、社会的にも組織的にも孤立感が強くなっているのではないでしょうか。）

考えてみれば、米国と日本の関係も国際的な「一揆契約」だと思います。日本は憲法上軍事力を放棄して、ものづくりに励み、米国に軍事力で守ってもらう。そこである程度の「年貢」を米国に提供することはやむを得ないことだと思います。まさに武士と農村の一対一関係なのです。

ポールケネディの「大国の興亡」（1993年　草思社）下巻２１０ページに下記のことが記述されています。

「もちろん「日本の奇跡」を実現させたのは、朝鮮戦争と、それにヴェトナム戦争の際のアメリカの国の防衛支出による刺激ばかりではない。・・・・・日本の工業を発展させた大きな理由のひとつは、狂信的なまでに高度の品質管理を追求し、西洋の進んだ経営技術や生産工程を取り入れ(改善し)・・・・・さらに国をあげて熱心に教育水準の向上に取り組んだことも理由にあげられるし、・・・・・・・・・起業家精神に富んだ町工場があり、・・・・・・・・
労使対立を妥協とお互いへの敬意によって乗り越えるという姿勢があったことも活力の基本となった。」

さらに
「日本経済が持続的な成長を遂げるには巨額の資本が必要だった。まさにその資本を手に入れることができた理由として一つには「非軍事国」としてアメリカの戦略的な傘の下にあり、防衛支出がきわめて少なかったことがあげられるが、これより大きいのは財政政策と税制によって異例なほど高い貯蓄率を確保し、これを投資に振り向けられたことだろう。」

また
「さらに、通商産業省がはたした役割も大きい。通産省は「新しい産業を育て、技術の進歩をうながし、同時に時代遅れになった産業の廃棄を秩序正しく協調的に進めていった」。このやりかたはアメリカの自由放任政策とはまったく異なるものである。」

要約すれば「日本の奇跡的経済成長は、軍事は米国に依存し、経済に国力を集中し、戦争による特需のほか、大企業、中小企業が一丸となって品質を追求し、欧米の技術を吸収改良し、教育水準を上げ、しかもそのリーダーシップを優れた官僚がおこなっていたこと」にあるのです。

もっと要約すれば、非軍事力という道を選び、日本は総中流意識のもと、道具を工夫し、技術革新をし、教育に力を入れ、強力なリーダー不在の中、顔の見えない官僚たちがそのコントロールをおこなったことが高度成長につながったのです。

城山三郎の「官僚たちの夏」はまさにそのことを生き生きと描いています。
今日の官僚たたきは、リーダーを作りたがらない日本的共同体のなかで、とても大きな危険をはらんでいます。高級官僚にはその権限にふさわしい厚い待遇をするべきです。今回の市場開放においても、高度成長期の官僚だったらどう行動をとることでしょうか。

冷戦終結後、日本の高度成長に危機感を抱いた米国は、日本の共生経済の象徴である「談合」と「系列」を解体させ、小泉政権下で金融の自由化をおこない、日本市場に徹底した競争原理を持ち込みました。当時、日本国民も、政府への依存と市場の不透明感がバブル崩壊から立ち直れない元凶と考え、市場開放を支持しました。恥ずかしながら私もそうでした。しかしその結果、日本経済は驚くほど意気消沈し、格差社会は広がり、内需縮小に拍車がかかり、高品質を誇っていた日本の大メーカーは海外に生産拠点を移し、そのクオリティは疑問視されはじめ、韓国、台湾、中国のメーカーに価格競争で勝てなくなりつつあります。

市場の閉鎖性の元凶に官僚をやり玉にあげたために、官僚もなすすべもなく、市場開放に合意していったのだと思います。

いままで資源のない日本という国が、自家発電のように輝くばかりに経済価値を生産していたのが、今、ほとんどその自家発電が止まろうとさえ見えるのです。この経済の凋落には米国も驚き、また大損もし、後悔しはじめているのではないでしょうか。高度成長期の日本のように、日本が、日本スタンダードの中で、自家発電を活発化させている方が、米国にとっても利が多いはずです。日本人には欧米流競争原理はあわなかったのです。

象徴的なのはトヨタです。私もアウディ、ローバーなどの外車、そしてマツダ、日産、ホンダ、スズキなどの日本車に乗りましたが、やはりトヨタ車がもっともバランスよく、故障も少なく安定していました。こういう車を作れるのは、会社の技術力だけではなく、共存共栄のもと、抱えている下請け中小企業の層の厚さからくるものではないでしょうか。それが、今日、アジアの台頭による価格競争の激化、内需縮小のなかで、しわ寄せは中小の下請け企業に来ていることが、今日トヨタが表面化している問題の遠因に感じます。（もちろん政治問題も大きいのですが）

日本は海外に生産拠点をシフトするのではなく、国内でふんばり、ＩＴとナレッジを活用して他国にまねできない付加価値を作るべきです。そして国民総中流国家を目指すべきです。それが共同体国家日本のありかたではないでしょうか。

私は自衛隊を否定しません。もちろん可能な範囲で軍事技術力を高めるべきでしょう。自衛隊の違憲問題は、憲法改正の問題として長く論じられています。私も大学時代のゼミの主なテーマでした。19世紀のイギリスの法学者、ヘンリー・メインは、法は固定的であり、政治は流動的である、といっています。憲法は実態と乖離しているほうが、存在価値は高まります。なぜなら、憲法とは、17世紀のイギリスの哲学者、ホッブスのリバイアサンの定義から導けば、国家権力から人権を守るために存在しているのです。憲法と政治実態が乖離して、それが政治問題化されていれば、それだけ国家権力に対し、憲法のブレーキがきいている、つまり憲法の存在価値が高い、という証拠だと思います。（ちなみに私の卒論は憲法変遷論でした。）憲法がその時代にぴったり迎合していたら、憲法は単なる国家権力の裏付けの存在だけであり、値打ちは半減してしまいます。

その上で、日本は平和憲法のもと、米国との同盟関係を維持し、日本の利益の米国へのある程度の上納もやむを得ないことでしょう。それは日本社会で、古来からおこなわれている武士と農民の一揆契約にあたります。日本人は「サムライ」の国ではなく、ものを生産する平和な農工商の民なのだと思います。そして中国やロシアや近隣アジア諸国ともバランスよくつきあっていくべきでしょう。

確かに平和憲法は、米国から押し付けられた憲法かもしれませんが、実は古来からある日本の共同体社会にとても適した憲法ではないでしょうか。戦後の復興、経済2位への繁栄ぶりはそれを裏付ける現象だと思います。


「ナナミ」の「ＮｅｘｔＲｅｖｏｌｕｔｉｏｎ」の冒頭に2020年、日本が米国、中国、ロシアに分割統治される話があります。この話を思いついた下地はこの前のブログにある通り、昨秋、韓国の３８度線にたった時です。競争社会に背中を向けるニートやフリーターがこのまま増加し、すべての日本人がなすすべもなく日本経済が凋落していったならば、本当に10年後、そういうことが起こるかもしれない。

しかしそうはならないでしょう。日本ではすでに次世代型ナレッジ社会の下地が十分作られているのです。ニートやフリーターは、工業型資本主義社会の崩壊の犠牲者であり、新しいナレッジ型の日本共同体を作るときの担い手になるのではないでしょうか。

ここで「ナナミ」の話に戻ります。

<img alt="nanamikinoku.JPG" src="http://blog.media-5.jp/kitabatake/nanamikinoku.JPG" width="465" height="327" />
（紀伊国屋流山店おおたかの森店のキャンペーン状況）

中心となるキャッチコピーは下記の通りです。

競争心なんていらない。
　　　・・・・・・これからは共生社会
かわいコちゃんに教えながら
　　　勉強するってけっこう快感。
幸せを追いかけるより、今の小さな幸せを味わおう！
ナナミに教える、ちょっとした幸せ。

そのこころがナナミのストーリー「ＮｅｘｔＲｅｖｏｌｕｔｉｏｎ」にあります。

「三津枝博士は2010年の社会状況を徹底的に分析し、次の結論を導いた。
ターゲットは大学生、20代、30代社会人、ニート、フリーターの男子。そんなターゲットに女子のアンドロイドつまりガイノイドを送り込み、ガイノイドに、ターゲットが教育したくなる気にさせる。そして、ガイノイドを教育しているうちに、ターゲットが自信と希望を持ち、ナレッジ社会で活躍できるように仕向けるのだ。

いくらロボットだからといって、素人が教えるのは無謀すぎると思われるだろう。もちろん過去に送り込んだゲイノイドに歴史を変える操作は磁場が狂うから、仕事はさせられない。しかしもう一つ教育上の目的もある。実は教師の使命感、自立感をもって学ぶことがもっとも楽しく、より深く学べるのだよ。そうやっていくうちにターゲットは自信をつけるのだ。教師と生徒なんて紙一重だ。成功者と敗北者の間もまたしかりだ。人は立場の違いで才能を発揮したり、失ったりするのだ。こういう教育の方法は30年代だからこそできる。

米国では1991年ロバートライシュ博士はすでに知価社会にはスペシャリスト中心の社会であることを提唱し、それをシンボリックアナリストと呼んだ。
 
クリントン政権はいち早くこのことに着目し、ロバートライシュ博士を大臣に取り立て、米国はいち早くナレッジ社会を実現させた。しかしあまりにバブルが拡大し、金融業界が膨張し、リーマンショックにつながった。なぜか？ナレッジ社会を競争原理のまま突入させると、欲望の暴走とそれを阻害するものを破壊することに知恵を巡らせる結果となる。それは知恵をマイナスに結集し、人類の滅亡へとつながる。それに比べ、日本のニート、フリーターのように戦うことに背を向け、社会から阻害された者たちは、ひとたび自信を取り戻し、ネットを活用して力を合わせればナレッジをプラスに働かせ、循環社会的価値を生み出すことができる。なにせ、江戸時代の循環社会の血がながれているのだから。
 
しかしそのような可能性を持っていたにもかかわらず、日本では、不幸なことに、いままでナレッジ社会を実現すべくリーダーシップを発揮したリーダーが出現しなかった。その原因は日本人も世界中からも、日本が米国型の合理主義を進めばより富を生み出すと思われていたからだ。しかし自由党から民政党への政権交代は、国民が、合理主義が日本にあわないことを気づいたからだ。2010年、目標を失った漂流する日本社会にこそ光をあてなければならない。」

つまり「萌え系」ブームは日本の末期症状ではなかったのです。むしろナレッジ型日本的共同体の再構築へのシグナルと萌芽だったのです。

かつてイギリスで農本主義から資本主義への移行期、囲い込み運動で土地を追われた農民や羊飼いが都市に流れて、資本主義の土台である工場労働の担い手になったように。

だから「ナナミ」を作りました。

ベストセラーの本のタイトルにもありましたが、「今起きていることは皆正しい。」
ニート・フリーターの人々よ、そして自信を失ったサラリーマンの方々、立ち上がりましょう！立ち上がる、といってもなにかと戦うのではないのです。「萌え系」の世界にいて良いのです。「競争」に背を向けていてよいのです。楽しく、心地よくコミュニケーションをとりながら、自分なりの世界を築きましょう。

孫子の兵法でも「戦わずして勝つ」ことが最上の策と言っています。究極の「勝ち」は幸せになることだと思います。いつも言われているように将来の幸せではありません。小さくても継続する「今」の幸せです。ゲームの楽しさでもいいし、「萌え」にひたる楽しさでもいいし、ネットでのコミュニケーションでも良いのです。

米国も中国もロシアも皆肯定し、ＩＴをフルに活用して、気の合った人たちとネットでコミュニケーションをとり、アニメやキャラクター、ゲームを活用して自分たちの思いを共感し合いましょう！

日本人はもともと右脳系の民族です。浮世絵、浄瑠璃、歌舞伎、人形、羽子板、和歌や俳句など、昔から生活の身近に今でいうマンガや萌え系、ゲームに通じる娯楽が盛んにあったのです。

ただ、ある程度はお金を稼がなければ、最低限の衣食住が守れないので、自分の世界の中でお金を稼ぐことを考えましょう。自分の世界のなかで楽しくお金を稼げれば、世の中に対して自信と自由を感じます。

最初はまず年収300万円を目指し、次に500万円を目指し、そして700万円を目指す。気負わず、自然に時間をかけてゆっくりやればよいのです。楽しければ時間を忘れます。

今、大河ドラマでブームになっている坂本龍馬がそんな人だったのではないでしょうか。尊王攘夷でも開国でもどちらでもよいのです。どちらも良い面と悪い面があるのです。自分の頭で考えて取捨選択をし、自分の良さを時代に当てはめながら自分のペースで生きるのです。
 
「ＮｅｘｔＲｅｖｏｌｕｔｉｏｎ」
次の革命は新旧交代ではない。旧きも新しきも、資本家も労働者も、外国も日本も得をする、共生型ナレッジ社会の実現なのです。それは環境社会でもあります。

戦うよりも、すべてを受け入れて、共存し、そのなかで新しい付加価値を生むことが、日本古来からの先人の知恵であり、ＤＮＡなのです。みんながマイペースに自分の得意なところを探して社会に役立てるのです。

繰り返しになりますが、日本は自家発電のような国です。資源もなければ、広い土地もない。総中流社会で内需拡大したほうが、外国にとっても得なのです。日本に過度な競争原理を取り入れると、すぐにしぼんで光が消えてしまうのです。

そのためには日本人がまずＩＴの活用を楽しみましょう。仕事でもプライベートでも。特に教育に関しては。当社はこれからもそんなソフトやシステムを開発していきます。]]></description>
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         <pubDate>Mon, 15 Feb 2010 18:32:48 +0900</pubDate>
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         <title>なぜ、今、「ナナミ」なのか。　序章　「韓国に行ったこと」 </title>
         <description>昨年秋、15年ぶりに韓国に行きました。まず驚いたことは、ソウル市内が見違えるように美しくなったことです。15年前は、高度成長期の日本（路地はごみで汚く、道路は常に渋滞状態で、鉄道などの交通網は当時の日本よりはるかに発達していない）といった印象だったのが、いまやシアトルのような落ち着いた美しい巨大都市、といった様相に変貌していたのです。

さらに驚いたことには、夜、東大門市場にいくと、夜中でもその人の多さ、お店の数、品物のバラエティに富んだこと、今の日本では考えられないほど「消費」する場が活発でした。また値段も安く、ネクタイ200円、洋服が300円、500円とユニクロ顔負けの値段でした。

確かに15年前、まだ韓国では、週休1日で、熱心なサラリーマンは朝6時に来て、自己研鑽し、8時から始業し、夜中12時に帰宅する、というそのモーレツぶりに、本当に驚かされました。まさに1970年ごろの日本を見ているようでした。しかし今や、精神的にも経済的にも日本は韓国に抜かれた感があります。

韓国は、一度は経済破綻をし、IMFの占領下にあったはずなのに、なぜこのように発展しているのでしょうか。このエネルギーは韓国民ひとりひとりの向上心のエネルギーに他なりません。世界一のITインフラを誇り、教育にもＩＴをフルに活用し、失業率は二桁に近く高くても、けっして浮浪者を数多く目にすることもなく、さっそうとたくましく生きている韓国人をみていると、なぜ、みんなこんなに前向きなのだろうか、と不思議に思いました。

その疑問に対する答えは次の日に、見つかりました。観光ツアーでバスで３８度線に行ったのです。ＭＤＳという非武装地帯は観光地化されており、バスでソウルから１時間のところにありました。検問があり、パスポートをチェックされ、第１師団の場所から、北朝鮮や板門店が見えました。そこは朝鮮戦争の名残が色濃くのこるところで、銃弾でハチの巣だらけのさびた機関車や封鎖された線路などが、松本零二の漫画さながらに雨ざらしで展示されていました。

そのあと、都羅山駅という北朝鮮との往来のある駅（現在は電車は行き来していない）へ行きました。ここはブッシュ大統領も見学に訪れたそうです。この線路は中国北東部を通り、シベリア鉄道につながり、戦前はヨーロッパまでつながっていたそうです。

思えば有史以来、朝鮮半島は、中国、ロシアという大国に囲まれ、日本からもたびたび侵略され、ヨーロッパにおけるポーランドのように、侵略の悲劇が繰り返し行われていた場所なのです。現在、韓国では２０歳ぐらいになると（19歳～29歳）、徴兵制度があり、大学を休学してみな兵役につきます。しかも３８度線はいつ、何時、戦争が起きて、命を鴻毛のごとく軽く扱われるかわかりません。一緒に同行していただいた韓国ソフト企業の幹部の方も徴兵にいったそうで、南方にいくか38度線にいくかで、その兵役期間のストレスはまったく異なるそうです。幸い彼は南方へ配属されましたが。

直接銃をもって国を守る使命があり、しかもその直接の敵が、60年前までは同じ国の国民なのです。この国の若者たちは、いやでも国家とはなにか、民族とはなにか、ということと命がけで直接向き合わなければならない。

３８度線には、北朝鮮が、韓国を攻めるために掘った坑道が20以上もあるという。そのうちいくつか発見され、3番目に発見された第３坑道は、現在観光地化されており、今回、その坑道に潜りました。

非武装地帯を眺めていると、その先に北朝鮮があり、そしてその先には中国とロシアが広大に広がっている。北朝鮮の孤立も、わけのわからない行動も、ある意味大国から独立を守るための必死な選択なのかもしれません。

その点、日本は四方海という深い壕に囲まれた、実にのんきな国家に見ます。日本は戦後、朝鮮戦争や、ベトナム戦争の特需を受けて、奇跡的な復興を遂げ、高度成長を経て世界第2位の経済大国になっていきました。

終戦後に押しつけられた、戦争放棄を謳った日本国憲法は、日本が直接戦争に巻き込まれることを防いできました。もちろん憲法上は違憲状態の境界線のなかで、自衛隊を整備してきたこともその要因には含まれるでしょう。

そういう平和ボケした今の日本は、もっとも国家として危険な状態にあるのではないか、と韓国に来て思います。あまりにも日本国民が鈍感すぎるからです。日本人が尊敬する現存する有名人は芸能人かスポーツ選手。ひとたびこういうテレビに出る人が選挙に立候補するとトップ当選をする。

古代ローマ帝国の衰亡期のきっかけは、コロッセオという競技場が市民に開放され、無料でパンを配り、為政者たちが、市民の人気とりだけに終始したからです。名君マルクスアレリウスの息子コンモデスは、皇帝になるや、暴君となり、落とした評判をコロッセオに出演して1万2千人の剣闘士を殺害して自分の威信を見せつけ、市民の人気とりを行いました。

これ以降、大ローマ帝国は衰退期には入り、市民は国家に対して危機意識を持たないまま、100年後ゲルマン民族の大移動のなかで分裂し、自然消滅的に衰退していったのです。

だからテレビタレントやスポーツ選手を人気取りのために候補者にたてる政治には本当に怒りを覚えます。実際本気で政治をやろうとすれば、今の日本では、軍事力を形式上放棄し、情報機関が弱いので、命がけでしょう。

国際社会である限り、そして最強の国家でない限り、かならず強国の影響を受けます。それは国際社会の最前線にいる政治家や官僚に直接大きな圧力となります。しかしそういう圧力はもちろん報道されることもなければ、国民が知る機会もあまりありません。

ただわれわれにできることは、そういう国で、どう生きるべきか、ということです。憲法を改正して、国防を増強させることも選択枝のひとつかもしれません。しかし1920年代の大恐慌の後、日本がそういう道を選んだことが日本の破滅を生んだことも忘れてはなりません。

私は10月の韓国旅行のあと、このブログの原稿を書いたのでしたが、アップしませんでした。あまりにも日本の将来が絶望的だったからです。韓国の３８度線に立って、日本の鈍感さがとても危険に思えたのです。ここに立てば、中国やロシア、そして米国という大国からの威圧を否応なく感じ取れるのです。そして現実には存在するこの危機感が、どうしたら日本人に伝わるのか、どうしたら日本人がまた競争心や向上心を取り戻せるのか、わからなかったのです。

経済力の低下はそのまま国力の低下につながります。このまま日本の凋落が続けば、日本の独立すらも危ぶまれるのではないか。2020年ごろには形の上では独立国でも、実質的には米国、ロシア、中国に分割統治されることもあり得るのではないか・・・・。

しかし、私は、日本という国を大きく見損なっていました。
今の日本はけっして絶望的ではありません。
日本ではすでに十分次世代型ナレッジ社会の萌芽が芽生えていたのです。それは「萌」にヒントがあります。
だから「ナナミ」を作りました。
次のブログをお読みください。（なぜ、今、「ナナミ」なのか。内需拡大は世界の国益　ＰＡＲＴ２）</description>
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         <pubDate>Mon, 15 Feb 2010 17:59:01 +0900</pubDate>
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         <title>ブログパーツ作りました</title>
         <description><![CDATA[<div><script type="text/javascript">var gaJsHost = (("https:" == document.location.protocol) ? "https://ssl." : "http://www.");document.write(unescape("%3Cscript src='" + gaJsHost + "google-analytics.com/ga.js' type='text/javascript'%3E%3C/script%3E"));</script><script type='text/javascript' src='http://history-quiz.next-rev.com/search/randomeraquiz/?era=9'></script><script type='text/javascript'>makeBlogSide();</script><div style='width:160px; margin:0 0 0 0; padding:0; text-align:center; background-color: #00784f;'><a href='http://history-quiz.next-rev.com/' style='font-size:12px; color: #ffffff; text-decoration: none'>歴史クイズNextRevolution</a></div></div>

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                  <category domain="http://www.sixapart.com/ns/types#category">宣伝</category>
        
        
         <pubDate>Tue, 24 Nov 2009 14:59:29 +0900</pubDate>
      </item>
            <item>
         <title>販売会社宣言！</title>
         <description>当社は販売会社になります！

当社はいままで、いかに良いものをお客様に利用していただくか、商品に改良に改良を重ね、教育ソフトから資格ソフト、e-Learningからグループウエア、経営システムに至るまで独自開発し、ラインナップしてまいりました。

ありとあらゆる知恵を製品開発に盛り込み、プレミアロイアルも則天もお客様にプレゼンすれば、本当に驚いていただいております。

しかし、私はお恥ずかしいことに、とても重大なことに、いまさらながら気づいたのです。

当社の商品は、なかなか知名度が上がりません。
なぜなのか…。当社の商品が需要創造商品だからです。
確かにご利用いただけば、とても便利です。リピーターも多くおります。
しかし、イノベーター・アーリーアダプターから広がりません。
なぜなら当社以外に、ここまで凝った商品はまだなく、多くの人が実体験していないのです。
商品が並んでいてもピンとこず、お客様が自ら、積極的にパソコンで勉強しよう、と思い至らないのです。

勉強法の本は売れています。しかし、いくら本を読んでも勉強法は身に付きません。
当社のソフトでは、効果的な勉強法をパソコン上で実践できるのです。
そこをどうやってお客様にお伝えできるか。そこの創意工夫が大切なのです。
そのプロモーションとして「至高の学習法」という本を出版しました。
しかし、宣伝をしないこともあって、なかなかヒットとまではつながりません。
ただおかげさまで、大変評判は良いのです。

人材育成型経営システム「則天」も当社に導入して３年経ちますが、本当に役に立っています。開発型の企業として商品改良に努め、効率的に効果的に開発を進めてまいりました。このグループウエアのおかげで、社員は変わりました。先月、社内で販売会社宣言をしたら、社員全員で販売について真剣に考え、行動するようになりました。このように、１８０度の経営転換にも混乱なく組織を変えるソフトなのに、なぜ急速に広まらないのだろう、と考えます。やはりその「体感」をお客様に伝える工夫が必要なのでしょう。

１９９８年ごろでしたか、私は、宮崎駿監督の「となりのトトロ」は面白い、という話を周囲の人から聞きました。それでも、私はまったく関心を持てませんでした。そのうち「もののけ姫」が大人気となってちょっと気になりだし、２００１年に「千と千尋の神隠し」が映画館の観客動員数の記録を塗り替えた、という話を聞いて、そのDVDを初めて買いました。その時の驚きと感動は筆舌に尽くしがたく、それからしばらくして宮崎駿監督の作品は全部買いました。

しかし、宮崎駿といえども最初のころは「となりのトトロ」もなかなかヒットせず、苦労したようです。お客様がいかに強く欲しいと感じる商品を作るか。もちろんそれは前提です。それ以上に、いかにお客様に関心を持っていただくか、そして購買を決意していただくか、そこにあらゆる知恵と工夫を注ぎこむべきでしょう。

これからは、販売にありとあらゆる知恵を絞ります。どのような企業にニーズがあるのか。どのような部署にニーズがあるのか。だれが最も必要としているのか。

私は企業コンセプトを追求しつづけ、その結果、商品ラインナップはできました。ここまでは、だれにも負けません。しかし、もっとも大切である販売という現実が不十分だったのです。

最近、企業営業をして、担当者の方をお会いしても、まったく認知されていませんでした。

とにかくお客様を見つけることに徹します。そして、そのノウハウは「則天」で生かし,お客様にオープンにします。

そのために、商品をわかりやすく、簡単に、絶対お客様が欲しくなる商品にしていくことも必要です。

さらに、来週からビジネスマッチングサイトを公開します。これは、当社のソフトでビジネススキルをアップさせた方たちが、その経験をビジネスとして生かして、収入アップのお手伝いをするために作ったのです。このサイトは、お客様の中から、他のお客様に商品を販売できる人を募集するサイトです。そして、「則天」を活用してバーチャルカンパニーを作り、皆さんにビジネスをしていただくサイトです。どういう商品をいかなる方法で売るか、議論しながらみんなで力を合わせて、売り上げを上げていきたいと思います。

このように、当社は「販売」を徹底的に研究して、会員ユーザーの皆さんとともに利益を上げてまいります。

ここに、開発会社としてのメディアファイブは、もちろん今後も商品の改良に切磋琢磨してまいりますが、社員全員が、そしてユーザー会員の皆様が、商品やスキルをいかにお金に変えるか、を考える販売力の強い、「販売会社」になることを宣言します！

時代はすでにメーカーとユーザーの垣根はなく、お互いにwin-winで成功させる時代です。
メディアファイブはその最右翼として皆様とともに、生活や仕事を守ります！</description>
         <link>http://blog.media-5.jp/kitabatake/2009/07/post_40.html</link>
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                  <category domain="http://www.sixapart.com/ns/types#category">ビジネス</category>
        
        
         <pubDate>Fri, 17 Jul 2009 15:48:20 +0900</pubDate>
      </item>
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         <title>「景気循環の波を活用した組織と個人の生産性飛躍法」―孫子の兵法を現代経営に活かす 補足</title>
         <description><![CDATA[「景気循環の波を活用した組織と個人の生産性飛躍法」―孫子の兵法を現代経営に活かす
7月2日に、埼玉県中小企業公社の勉強会で、90分のコマで講演をさせていただきました。演題は上記のものです。今年の4月に「究極の経営」という本を出版し、6月に「孫子の兵法DS」を発売しましたが、その内容を題材にしたものです。久しぶりのスピーチで、時間配分がうまくいかず、思ったことの半分もお話できなかったのですが、とても楽しかったです。勉強会には、埼玉県下の2世経営者の方たちが、４1人ほど参加されました。

さすが、皆さん大変優秀な方たちばかりで、頂いた質問や意見も大変鋭いものでした。お答えしきれなかったことがあるので、このブログで補足説明をさせていただければ、と存じます。
この日のテーマの本質は、「いかにうまく人を使うか」ということだと思います。ただ、私は人を使うことは旨くありません。自信もありません。はっきり言って苦手です。だから、「則天」という人を使う、組織を動かす道具を作ったのです。そして、その道具の設計思想の基本は「孫子の兵法」にあります。

そもそもなぜ「孫子の兵法」なのか。「孫子の兵法」は2500年前に書かれた戦争に勝つための兵法の書です。人間と組織の心理の本質をとらえ、組織が目的に向かっていかに効果的に力を発揮させることができるか、を説いたものです。組織の力を永続的に最大限発揮するポイントは、一重に環境適応能力にあります。そして2500年間、古今東西、歴史上の名将といわれるリーダーのバイブル的存在が「孫子」なのです。この2500年間、文明はめまぐるしく変わりましたが、人間の本質的な心理は変わりません。みんな野心があり、保身があり、不満があり、夢があり、欲がある。そういう一人一人をいかにうまく結び、束ね、目標達成へ向けて、リーダーが活動するか、そういうリーダーの苦労も変わらないのだと思います。

古来より、日本人には、日本人の組織を活かす知恵があります。それを現代の経営に活かすためには、「孫子の兵法」という、古今東西のリーダーが利用してきた「教科書」を利用して表現することが適切なのだと思い、経営と孫子をミックスした本にしました。有史以来、もっとも読み継がれてきた書物といえば、西洋では聖書、日本では法華経と般若心経、でも古今東西問わずリーダーのための読みものは「孫子の兵法」です。

日本では、武田信玄の「風林火山」が有名ですが、「孫子の兵法」のエッセンスの一つはこの「風林火山」にあると思います。

「兵は詐を以て立ち、利を以て動き、分合を以て変を為す者なり。故に其の疾きことは風の如く、其の徐（しずか）なることは林の如く、侵掠することは火の如く、動かざることは山の如く、動くことは雷の震うが如し。郷を掠（かす）めて衆に分かち、地を廓して利を分かち、権に懸けて動く。」

簡単に言えば、組織を一つにして集中と分散を的確に行い、風林火山のように動くべし。その極意は公平平等の分配にある。組織を風林火山のように臨機応変に素早く動かすには、公平平等の分配がもっとも重要だというのです。つまり、最強の組織にするには「公平平等」な組織にすることが基本だと、孫子は教えます。

だから私は、企業においても公平平等な評価をするシステムを作ることが、なによりも重要であるとご提案するのです。当社の開発した「則天」ではどのようにしているかご説明しましょう。

今、ここにある4人のチームで仕事をして、報酬100万円もらったとします。Ａさんはリーダーで給料を時で換算すると4000円。Ｂさんは3000円。Ｃさんは2000円。Ｃさんは1000円。

採算項目、つまりお金を稼ぐプロジェクトなり、お客様にどれだけ貢献したか、まず時間×金額で貢献度を出します。
Ａ課長はトータル5時間で20000円の労働コスト。Ｂ係長は9時間で27000円の労働コスト。Cさんはトータル10時間で20000円のコスト　Ｄさんは10時間で10000円のコストです。
<img alt="%E9%85%8D%E5%88%86%E5%88%A9%E7%9B%8A.jpg" src="http://blog.media-5.jp/kitabatake/%E9%85%8D%E5%88%86%E5%88%A9%E7%9B%8A.jpg" width="383" height="258" />
単純にいけば　20000円：27000円：20000円：10000円です。
ところが、この仕事Ａ課長のお客様の仕事で、Ａ課長の貢献度が大きいとします。
すると定性評価で修正して　３：２：２：１　となりました。
これに加えて採算評価を6割、人事評価を1割、スキル評価を1割、情報貢献度を1割、学習（カイゼン度）を1割とします。スキル評価は業務マニュアルをよく書いて、部下などがよく参考にしていると、評価が高くなります。その度合いを調整して…
Ａ：Ｂ：Ｃ：Ｄは４：３：２：１となり、100万円の利益をその割合で分配すると、
40万円：30万円：20万円：10万円と分配されます。
6割は利益貢献から分配し、4割は日頃の組織への貢献度で評価するのです。もちろんこの割合は企業によりまちまちですから、割合を自社の方針に沿って変更してください。
このようにすれば、社員はアンモラルに数字ばかり追うことはしなくなります。
 
組織貢献やチームで仕事をとってこようと考え、行動していきます。
このように本来ならば、評価とは、だれが今月どれだけ売り上げたかの積み上げでしかありません。
しかし、営業成績だけで社員を評価すれば、社員は個人プレーに走ります。個人プレーの集合体の組織には限界があります。
善く戰う者は、これを勢に求めて人に責めず、故に能く人を択びて勢に任ぜしむ。
（戦争がうまいリーダーは組織の勢いに求めて、人に依存しない。適材適所で組織を動かす）
「孫子の兵法」でもこのように組織の能力を高めて目標を達成しろ、といっています。リーダーの人格や能力を高めるのではなく、システムで統治すべきなのです。始計篇の冒頭で道、天、地、将、法を組織運営の原点にしています。道つまり教育と命令を一体化するシステム。天つまり会社全体の状況を見える化するシステム。地つまりビジネスの環境を子細に把握できるマーケティングシステム。将つまりリーダーシップを発揮させるためのエッセンス、スタッフを公平平等に評価するシステム。法つまり組織を社会性を逸脱させず、効率的、発展的に進歩させるシステムづくりが大切なのです。「孫子の兵法」は極論を言えば、組織を環境適応に強い、組織レバレッジの強いシステムを作れ、ということなのだと思います。

よくリーダーは、自分の人間的魅力や器を高めようとします。しかし、それが本当にすばらしい組織をつくるのでしょうか。この事例は適切ではないかもしれませんが、今週の「週刊文春」に石原裕次郎の元マネージャーの記事が載っていて、自分が裕次郎にかわいがられれば、かわいがられるほど周囲にいじめられ、それに耐えられなくなりやめた、という話でした。

したがって、カリスマ的な自信のお持ちの方でも、システマティックに経営を行うほうが、繁栄を永続的にすることが可能になるのだと思います。歴史をひもとけば、信長は大変カリスマ的であり、秀吉は稀代の人垂らしです。けれども、もっとも人気のなかった家康の時代が270年にも及んだのです。しかも史上最も平和で、最も豊かで、最も知的な時代だったのです。

先日のセミナーの主題で、あまり言及できなかったところを補足させていただきました。
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                  <category domain="http://www.sixapart.com/ns/types#category">ビジネス</category>
        
        
         <pubDate>Sun, 05 Jul 2009 14:57:09 +0900</pubDate>
      </item>
            <item>
         <title>ブログパーツを作りました。（2）</title>
         <description><![CDATA[<div><script type='text/javascript' src='http://i.media-5.jp/seed/gadget/mogi//CD_media5.js'></script><script type='text/javascript'>makeM5PartsMogi('101000115');</script></div>
<div><div style='width:160px; margin:0 0 0 0; padding:0; text-align:center; background-color: #00784f;'><a href='http://www.media-5.co.jp/jyouhou/takuken.html' style='font-size:12px; color: #ffffff; text-decoration: none'>宅建ガイド</a></div></div>
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         <link>http://blog.media-5.jp/kitabatake/2009/07/2.html</link>
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         <pubDate>Sat, 04 Jul 2009 16:46:57 +0900</pubDate>
      </item>
            <item>
         <title>日本の内需拡大は世界の国益</title>
         <description>日本の内需拡大が重要であることを主張するのは、今流行りのナショナリズム的な観点からではありません。

歴史をひもとけば、日本人はきわめて非政治的、きわめて経済的な国民性を持っています。一揆においても宗教性を帯びたものはもちろんありましたが、日本の民衆は、そもそも統治者の圧政ではなく、餓死者が出るほどの経済的貧窮が原因で一揆を起こすことがほとんどでした。

戦後の安保闘争だけが、日本史上異色な政治闘争ではありましたが、これも大学生を中心とする若者だけに限定されていて、とても国民運動まで発展したとはいえません。


どうしても授権側はそのトラウマがあるようですが、当時、国家主導の経済体制が右肩上がりの経済の急成長を実現していく中で、今から思えば、心理的なゆとりと、社会主義国家の理想が信じられていた、という環境下のなかで、一部の学生と若者の活動が過激に拡大したのだと思います。

もともと日本人の中で、普通に生活する以上の夢や野望を強く持ち合わせる人は、そう多くはありません。なにしろ有史以来正真正銘、草食（米食）の国民性なのです。その傾向はますます強くなっていくようです。かつては一億総中流といわれた時代がありましたが、そういう生活が続けば、当然政権も長期化します。

したがって、現代においてもっとも社会を不安定にさせるものは、格差社会を助長する愚民政策であり、逆に社会を安定させるためには、教育を活発化し、国民にやる気を出させ、内需拡大させなければならないと思います。

今や日本国民は、それを認めれば、トヨタやパナソニック、ソニー、任天堂など世界トップクラスのメーカーを出現させます。ひとたび国民がＦＸに目を向ければ、米国のグリンスパンの為替対策に支障をきたすパワーすらもっています。

諸外国はそこに警戒感を向けるのかもしれません。しかし、日本人は「普通の生活」さえ送れれば、経済的視点から政治的視点に目を向けることはないのです。もちろん今でさえ政治的関心や知識は豊富にもっています。しかし、生活における貧窮がなければ、それを行動に移すことはありません。

徳川幕府崩壊のきっかけは、1836年の天保の大飢饉から大塩平八郎の乱からスタートしましたし、日本の右傾化のきっかけとなった二・二六事件も東北大飢饉と世界恐慌が引き金となっています。日本のことわざに「食い物の恨みは怖い」というのがありますが、歴史上おとなしい日本人が豹変するのは「食い物の恨み」ならぬ「生活の恨み」かもしれません。

日本が内需拡大をし、日本人の中心的生活意識を中流（年収400万円～700万円）に保てれば、外国製品も潤うでしょうし、その余剰金も世界中に還元できるようになると思います。さらに、なによりもあらゆるノウハウを世界中に惜しげなく供給することができると思います。

もちろん、これからは中国やインドが大きな市場となっていくことは明白です。しかし、日本の内需は優れた実ビジネスを作ります。そのビジネスは今やアジアの工場で作られます。日本の内需が健全であることが、さらにアジアの市場の進歩と拡大のスピードを強めるはずです。

日本における内需が活発化することは、資源のない日本で、無からすばらしい有を生じさせ、大きな建設的消費（個人的投資）を生み、質素な生活を好むゆえに生まれる巨大な剰余金を生み、世界を潤わす。まさに打ち出の小槌なのです。


だから、私は日本の内需は健全に進化していかなければならないと主張するのです。</description>
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                  <category domain="http://www.sixapart.com/ns/types#category">ビジネス</category>
        
        
         <pubDate>Sat, 27 Jun 2009 11:03:20 +0900</pubDate>
      </item>
            <item>
         <title>ブログパーツを作りました。</title>
         <description><![CDATA[<script type='text/javascript' src='http://www.media-5.co.jp/ds/sonshi/img/s_heiho.js'></script>
]]></description>
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         <pubDate>Wed, 03 Jun 2009 19:19:30 +0900</pubDate>
      </item>
            <item>
         <title>構想15年、著作3年で完成しました。！</title>
         <description><![CDATA[本当にご無沙汰しております。今年になってなかなかブログが書けなかったのは、実は1冊の本と1本のＤＳの原稿を書いていたからです。

まず本からご紹介します。

4月22日当社から「究極の経営」を出版します。15年前、メディアファイブを設立した頃、「デジタル社会の成功法則」という書籍を出すことを計画しました。しかしなかなか推敲が進まず、5年前、「則天」のバージョン１が発売したころ、本格的に発売しようと考え、さらに一昨年、タイトルを「究極の経営」と題して、昨年5月に発売しようとし、なんと1年後の今年の4月22日になりました。

実に難産でした。日本人一人一人が自己実現の喜びで働く民族であり、そのためのツールを作っていこう、という構想を発表するはずが、15年の間に、ツールの対象であるシステムやコンテンツを作り続け、結局コンセプトを発表する前に、すべて作るべきものは世に出してしまいました。

<img alt="%E7%A9%B6%E6%A5%B5.jpg" src="http://blog.media-5.jp/kitabatake/%E7%A9%B6%E6%A5%B5.jpg" width="455" height="355" />

おこがましい言い方をお許しいただければ、ようやく画竜点睛を書いたわけです。つまりこの本に書かれていることは、すぐにソフトやシステムで現実の経営やビジネスの現場で実現できるのです。つまりこの本とメディアファイブで作ったソフト、システムがすべて「究極の経営」という作品なのです。

サブタイトルは「景気循環の波を活用した　組織と個人の生産性飛躍法」です。
ポイントは2001年9.11にあります。この日を境に日本の内需は縮小の一途をたどっています。内需が縮小すると、自己実現のための市場が縮小し、より生理的、親和的、一時欲求的市場が中心に栄えます。その結果日本における知的なイノベーションは遅れてしまいました。今日、幼稚化した日本を嘆く知識人が多いのもそのためです。しかしこれは景気循環の一現象であり、今回の恐慌はその流れをリセットするきっかけを作ることが予想されます。

このような景気循環のなかで、いかに個人と組織の関係を見つめ直すか、が今、とるべき戦略と考えます。

企業においてはＩＴを活用し、社員を事業主の目線まで引き上げ、組織のレバレッジを活用して組織の生産性を向上させること。

こういったテーマを孫子の兵法（古典から学ぶ）、旭山動物園、など様々な身近な視点での話（コラム）も交えてご紹介していきます。


今までにない、新しいご提案が随所に入っていると思います。ご期待ください！

さらに「孫子の兵法ＤＳ」を5月21日に発売します。

<img alt="%E5%AD%AB%E5%AD%90%E3%81%AE%E5%85%B5%E6%B3%95.jpg" src="http://blog.media-5.jp/kitabatake/%E5%AD%AB%E5%AD%90%E3%81%AE%E5%85%B5%E6%B3%95.jpg" width="383" height="239" />

これは今日様々な厳しい現実と決断を突きつけられているビジネスマンが、戦略的思考法を訓練できるソフトです。これは上記の「究極の経営」と連携したソフトで、まさにビジネスマンの暗黙知を磨くためのに作りました。「究極の経営」とあわせてご利用いただくと、より実践的です。

以上よろしくお願いします。
詳しくはホームページでご高覧ください。]]></description>
         <link>http://blog.media-5.jp/kitabatake/2009/04/post_39.html</link>
         <guid>http://blog.media-5.jp/kitabatake/2009/04/post_39.html</guid>
                  <category domain="http://www.sixapart.com/ns/types#category">ビジネス</category>
                  <category domain="http://www.sixapart.com/ns/types#category">政治経済</category>
        
        
         <pubDate>Wed, 01 Apr 2009 11:22:57 +0900</pubDate>
      </item>
            <item>
         <title>あけましておめでとうございます。</title>
         <description>私は昭和35年埼玉県さいたま市、旧浦和市に生まれました。昭和35年というと、戦後15年が経ち、ちょうど高度成長期が始まり、ようやく世相が明るくなり始めたころです。2歳ぐらいから記憶があるのですが、子供のころ、よく母に上野のデパートに連れて行ってもらいました。浦和から京浜東北線に乗って、車窓を眺めると、川口あたりで、鋳物工場が数多く立ち並び、キューポラという煙突からもうもうと煙が流れているのが印象的でした。今ではほとんど見当たりません。

上野へ着くと、白い服を着た傷痍軍人と呼ばれている人たちが、駅前でアコーディオンを弾いていました。なぜかいつも物悲しい曲だったように記憶しています。当時上野は今以上に賑わっていました。そしてデパートの屋上の遊園地で遊ぶのがとても楽しかったのを覚えております。帰りにコロンバンのマーブルケーキや不二屋の三色アイスを買って帰りました。今でも私は、その当時の面影を残す上野や御徒町界隈が大好きです。

小学四年生ごろになると、一人で東京の塾にいくようになるのですが、ヘルメットをかぶり、手ぬぐいでマスクした大学生ふうなのものすごい数の人々が都内の電車の中や道路に徒党を組んでいました。
　そうこうしているうちにオイルショックがやってきて、母がトイレットペーパーをたくさん押入れに買いだめしている姿を不思議そうに見ていました。

大学卒業時は円高不況と言われて、就職難だったのですが、たまたま入った名前も知られていないベンチー企業は私が在籍している三年間で一部上場へと急拡大していきました。私はちょうど昭和天皇の崩御のときに、転職も決意しました。

転職先の仕事は新規事業のコンサルタントなのですが、28歳の若造の私にも一部上場企業から1000万円のコンサルティングのプロジェクトを依頼されました。私が社会に働き出したころから世の中の勢いが増し、バブル時代のピークが到来しました。不動産成金の銀座豪遊の武勇伝が連日テレビや雑誌で報道され、ものすごいエネルギーが全国を駆け巡っていたように思います。
しかし2，3年もしないうちにバブルは崩壊で、社内のムードもすこしずつ、ぎすぎすしたものになりはじめました。

クライアント先の社長さんに誘われてソフト会社を興し、はや15年になります。敗戦、安保闘争、ニクソンショック、オイルショック、円高不況と海外を原因とする大きな危機に、日本人はものすごいエネルギーでその都度乗り越えてきました。私はバブルの崩壊を立ち直らせるものは内需拡大だと、そして日本人がITという道具をフルに活用して能力を高め、専門性を持ち、消費者市場が投資市場に変わることで、内需が飛躍的に増大するものだと思いました。少なくともバブル崩壊までは。ところがバブル崩壊後、日本人からエネルギーが消えてしまったように感じます。働く「誇り」、日本人としての「誇り」がうしなわれてしまったように感じます。

人は少子化が原因と言います。しかし戦後、イギリスは英国病に悩まされ、著しく経済が停滞していました。サッチャーは国民に、自立と誇りをもつことを訴え、ブレア政権になり、経済はよみがえりました。
今、日本人に必要なのは「働く誇り」と「自立」だと思います。自虐的になってはいませんか。人にたよってはいませんか。どうしてこんな簡単なことを日本人は取り戻すことができないのでしょうか。あと必要なのは、前向きになるための「勇気」です。

日本人は古来より、世界で最も道具を工夫する達人でした。そしてきわめて現実的な人種なのです。一人一人が自立し、道具を工夫して、試行錯誤して、世界でも類をみない文明を築いてきたのです。そういった国民性を明治になり、いきなり変えさせられ、少しずつ日本的なものと折衷する工夫をし、しかし我慢しきれず世界戦争をおこし、敗れ、戦後また西洋的なものに全面改装させられ、少しずつ日本的なものとの折衷する工夫し、GNP第2位になり、日本的経営が世界中で注目されたのもつかのま、バブル崩壊、失われた10年を経て、世界的な金融バブルを背景に新自由主義に舞進し、日本的経営をかなぐり捨て、ここへきてまたそのバブルもはじけたのです。

それでも私は小人の靴やのように、個人の能力を高める「道具」、組織で個人の能力を生かす「道具」を作り続けてきました。

いつか誇りを取り戻し、昔のようなエネルギーを爆発させて、新しい日本経済をつくりだしていく、私たちが待ち続けていたお客様のために。

この本が皆さんにエネルギーを取り戻していただくきっかけになっていただければ幸いです。もう準備はそろっております。

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                  <category domain="http://www.sixapart.com/ns/types#category">体験談</category>
        
        
         <pubDate>Mon, 19 Jan 2009 13:41:38 +0900</pubDate>
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         <title>篤姫</title>
         <description>今日、NHKの大河ドラマ「篤姫」の最終回です。今までにない高視聴率で、大変な人気だったようです。私も毎週楽しみに見ていました。なぜこんなに人気なのか、が話題になっています。戦争シーンが少なく、女性にスポットをあてているのがいいのではないでしょうか。そして篤姫役の宮崎あおいさんがとてもいい味を出しています。NHKの朝の連続ドラマ「純情きらり」のときも大変光っていました。

私はもちろんそういう条件も含めて、今日の世情、もしくは視聴者の心理、もっと言うと今の日本が落日の徳川家と重なるからではないでしょうか。どんなに一生懸命頑張っても滅びゆく大きな流れのなかで、篤姫が健気に明るく生き抜こうとする姿がとてもすがすがしく感動的に感じるのでしょう。そういえば「純情きらり」も、昭和初期から太平洋戦争へ突入する、日本が滅亡へと向かう時代を宮崎あおいさんは好演していました。もしかして、彼女の初々しい演技は、滅亡に向かう時代のなかで、その次に生まれる時代の希望の小さな光みたいな存在に感じられるのかもしれません。

今、どういう日本が滅びようとしているのか。それは篤姫の時代、黒船来航から始まった、欧米を目標とする社会なのかもしれません。明治の時代、欧米に追いつくために富国強兵、殖産興業をスローガン、日清、日露戦争を経て、ようやく追いついてきたな、と感じたら、太平洋戦争の敗戦で、ゼロに戻り、戦後、強兵を捨て、殖産興業で、再度欧米にチャレンジして世界第2位の経済大国まで来たのです。

そして、バブルで米国まで追い越しそうになったとき、バブル崩壊が起き、10年立ち直れずにいました。その後米、国主導のグローバリゼーションの中で、BRICSの台頭に活路を見出し、それもつかの間、今世界同時不況のもと、その活路も失い、本当の行き詰まりに直面し始めました。

もともと日本は、西欧列強の勢いに押され、江戸幕府を倒し、西欧のシステムを猿まねのように取り入れたにすぎません。それから140年間、欧米への憧れから、その猿まねのシステムを表面的に取り入れながらも日本的経営で成功してきたのです。ところがこの10年、企業はこの日本的経営もとっぱらってしまい、非雇用正規社員が先進国でも例を見ない4割という社会になってしまったのです。

山本七平は「指導者の条件」の中で、日本人が作り出した組織は、「一揆」だと言います。一揆というと百姓一揆をイメージしますが、もともと利益に基づいた集団規約を指すのだそうです。そして、その建前は全員平等なのです。足利時代から戦国にかけて地方小領主が、安全保障のために同盟しはじめたもので、この時代、武士も百姓も町人もみんななにかしらの一揆に入っていたそうです。そしてこの一揆の組織が周囲を取りこみ大きくなったのが戦国大名だそうです。織田信長も毛利元就も皆この成立過程を経てきているわけです。

徳川家康の大変優れたところは、その日本的組織を十分把握した上で、江戸幕府のシステムを作っているところです。士農工商それぞれの階級が独立していて、それぞれ皆哲学と誇りを持っているのです。そして組織体系はその階級のなかでは、皆が平等な一揆を形成していったのです。

明治に入り、西欧のシステムに合わせようとしたのですが、もともと日本人は外部のシステムを日本的に改良して入れるものは入れるし、受け入れられないものは定着しません。ボトムアップ型の組織がまさに西欧型ツリーシステムのなかで、日本型一揆組織を実現した組織なのでしょう。

しかし、この10年のグローバル化で、日本企業は派遣社員を4割にまで増加させてしまいました。正社員も、年配者からどんどんリストラしました。これは500年以上続いた日本型一揆組織の排除に他なりません。その結果、日本の企業の生産性は先進国最下位まで転落したのです。

それでは、これからどのようになるのか。くしくも、先週篤姫が江戸城を去る前に言った言葉があります。「私たちが残すのは、徳川の城ではない。徳川の心を残すのです。」
徳川時代は9割近くが農民で、農民も一部の小作人以外は自営であり、そのリーダーは民意で選ばれ、農村は自治が中心に営まれていました。今の企業も、中小企業が9割であるのと同じようなものでしょう。篤姫が言うように「徳川の心」を思い出せば良いのです。
「徳川の心」とは、徳川幕府が作り上げた日本の一揆型組織の心なのだと思います。徳川幕府の崩壊とともに幕を開けた欧米追従の国家はもう限界です。

具体的にどうすればよいのか。ITを使うことです。企業も、社員も、SOHO、フリーターも、ニートも、失業者も、破産者も今、自分はどのような付加価値があるのか。どのような人たちや組織を結びつければお金が入ってくるのか。自分や会社や他の人たちとグループウエアで結び、一揆型組織を形成するのです。これこそ日本が古来より受け継がれていた農村共同体のシステムであり、それを引きつぐ一揆型組織なのです。

エコノミーパソコンは５万円を切り、ただで購入し、つきづき通信費を払えばよいものまで出てきました。またメディアファイブでは個人の利益を分配するグループウエア「則天」を開発しました。いつでもASP型もあるので、インターネットから簡単に導入することができます。もう環境も準備もできているのです。あとは皆さんの「やる気」です。

お断りしておきますが、私は鎖国主義者ではありません。日本は米国の属国という人もいますが、国際社会の中で生き抜くには、序列の中で生きるのは仕方のないことです。徳川家康だって織田信長に追従して妻子を殺させられた。それはどんなに戦国武将といえども誰も味わえない苦しみを味わったのだと思います。それでも、じっとこらえた。そして信長亡きあと、今度は格下と思っていた豊臣秀吉に横から天下を取られました。国替えまでさせられた。それでも慎重にこらえ、誇りを持ち続け、２８０年にわたる、日本人の特徴をよく活かした、ある意味では理想的な国家を建設することができたのだと思います。日本は形式上は独立国の形態を保っているのです。戦前のように、欧米のグローバリゼーションと距離を置くことは、そのまま国際社会の孤立化に進みます。

われわれ日本人にアメリカンドリーム的な野望のある人は少ないと思います。ほとんどの人たちがプールつきの家やジェット機を持つことをうらやましいとは思わないでしょう。それより、小さな家庭菜園で野菜を作ったり、温泉に行ったり、家族の団欒や精神的満足を求める人のほうが多いと思います。だから身の回りの生活に満足できれば、国際社会のなかでの搾取にそれほど目くじらを立てる必要はないと思います。ただ、本当に貧しい人々はなくさなければなりません。失業した人やニート、フリーターの人々の能力を生かし、公平平等に分配するシステムが必要なのです。だから今こそ皆がITを使いこなす時です。そしてグループウエアで知恵を出し合い、利益を生むしくみを真面目に必死に作り出すことです。失業者も、フリーターも、ニートも、派遣社員も、経営者も、社員も、SOHOもみんなで力を合わせて日本人の最も得意とする、一揆的組織をもう一度復活させましょう。われわれ庶民はわれわれにできる一つ一つの仕事を利益の上がるものに、生計を立てていくために、追いかけていきましょう。

歴史は繰り返すと言います。もちろん形を変えて。今、西欧合理主義に無理やり追従して１４０年、その自分たちにあわない窮屈な鎧を脱ぎ棄てる時なのかもしれません。篤姫の言う「徳川の心」をもう一度思い出すときなのです。

今日、宮崎あおいさんが、滅びゆく徳川の時代のなかで、どう次の時代を示唆する「きらり」を演技するのか、楽しみです。
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                  <category domain="http://www.sixapart.com/ns/types#category">ビジネス</category>
                  <category domain="http://www.sixapart.com/ns/types#category">歴史</category>
        
        
         <pubDate>Sun, 14 Dec 2008 13:08:05 +0900</pubDate>
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         <title>大不況を大好況と感じられる方法</title>
         <description>今日、昼ごろ、仕事を中断して、CDを漁っていたら、あがた森魚の「乙女のろまん」というCDをCDケースの奥で見つけました。気まぐれにプレーヤーで鳴らしてみると、部屋いっぱいに昭和初期の世界が広がりました。

乙女のろまん
あわれ乙女よ何故泣くか
お巡りさんが訳聞けば
お願いだから許してね
弟妹おなかすかせて
待ってるからね
なくなといえばなを泣いた
かた　うちふるわせて
・・・・春をひさぐ
ああメリケンフトン

１９２９年世界大恐慌が起こり、
巷には失業者があふれ
銀座や日本橋界隈でこういう
情景があちらこちらで見れたのでしょう。

なんか今、違和感がないのです。
とてもしっくりいくのです。
あがた森魚の不安げな嬌声（失礼！）が
とてもすさんだ今の日本の世情にマッチしているのです。

極め付きは、CDも佳境にはいり、
あがた森魚代表作「赤色エレジー」がかかりました。

愛は愛とて何になる
男一郎　まこととて

幸子の幸は何処にある
男一郎　ままよとて

昭和余年は春も宵
桜吹雪けば情も舞う

そして終番になり
清怨夜曲
・・・・
だから踊ろう　僕と一緒に
君は幸せに眠くなれ
でも怖いの　ほらあんなに
明日も寂しそきらきらお星様
・・・・

眠っている時間だけが幸せな人生とは・・
生き続けることの辛さを実にうまく表現しています。

確かに今は、仕事を思うように拡大するのは難しい。
でも生き続けることは、難しくない。
今日もデパートや駅前を歩きましたが、
昭和余年に比べれば、大好況です。
明日の食べ物がなかったり、住む家のない人の姿は見かけません。

そう考えると、今はビジネスチャンスに溢れています！

そういえば、夜、川島芳子のドラマが、テレビが放映されていました。
この時代はとても大胆で、だれもがグローバルで、魅力的です。
中国や上海で仕事をしている日本人が多い今日
とても共感を持てる時代なのかもしれない。

しかし、このあと日本は破滅へと突き進んでいく。

私は８年前、満州事変の小説を書こうと思い、たくさんの資料を読みました。
そもそも、あがた氏のCDも昭和初期の雰囲気をつかみたくて買いそろえたのですが、
この１枚以外、どこかになくしてしまいました。
川島芳子の本もずいぶん読みました。
昭和初期に雰囲気に今近いように思います。

みんなもう一度、老若男女がパソコンに興味を持って
ビジネスに、能力向上にがんばりましょう。
この２０年間、OECDの調査で、学力も、労働生産性も１位から先進国最下位に落ちたのです。

「だから踊ろう　僕と一緒に
君は幸せに眠くなれ」
とみんなが現実逃避していると
昭和余年の二の前になります。！
教育と経営のイノベーションしかないんです！！！
孫子も、曹操も、G・ウェルチも成功した経営者はみんな言っています。

でも、このテレビを見ながら私の頭の中では、「赤色エレジー」がなっていました。
「そうだ、あがた森魚のコンサートにでも行ってみようかな」と思ったら
とっても、マイナーなコンサートにもかかわらず
来週の東京公演のチケットは完売でした。

世間は鋭い・・・・。
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         <link>http://blog.media-5.jp/kitabatake/2008/12/post_36.html</link>
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         <pubDate>Sat, 06 Dec 2008 22:43:22 +0900</pubDate>
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